ルネッサンス透視図法とクレー 2003年11月20日(木)
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今日は本棚から「絵画空間の図学 著:小山清男」を取り出し、
読む。
こういうタイル模様にしたいのだよ、あの50号駅風景の床。
ルネッサンス時代の絵というのは、非常に構図が強くて、
水平線がピシッと。かつ写真では表せない独特の空間が面白くて、
透視図法を勉強しようと図書館で借り、10年前挫折した本。
絶版。
オークション半年ぐらい見張っててついこの間入手した。
が…………。非常にムズい。(>_<)
読んでもわからないので、一枚一枚スケッチブックに作図する。
ホントに全然わからないので、
4コマ漫画のように図つき説明つきにして、気分は翻訳。(-_-)
昔の本だからレイアウトで行間が狭く、
文章がべたっとしていて段落間が少ない。
どこからどこまでがどの図版の説明なのか、
この作図をしたことで何をしようとしているのか
作図よりもそれを理解するのにまず非常に時間がかかる。むふーっ!
だんだん腹がたってきた。
この本がムズいのはわたしの頭が悪いのではない!!
「書き手が悪い!!!!!せめて箇条書きにしてくれーー!」
と心の叫び。
本後半は、キューブ以降の透視図学。
見たこともない図が興味を惹く。
ここにアップした3枚の画像はクレー。本から引用。
クレーのこんな素描を見たら、やっぱりモノにしたいじゃない!?
でも1時間で2pくらいしか進まないから、
100p読むのに半年はかかっちゃいそうだな。(+_+)
by HPY
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