絵画制作日誌    Diary INDEXBACKNEXTHOME GALLERY


入賞の味は。         2003年09月19日(金)

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市展で2位入賞した。

朝、いきなり電話で起こされ、
市のタウンTVの取材があるので、オープニングセレモニーに来て下さい、と言われ、寝ぼけ眼で「ハイ」と答える。

まぁ、取材と言われてもそんなに大げさなものじゃなくて、
作品の解説を1分程度、カメラに向かってしゃべる、という。

それよりどうしてあんな作品を、いいと褒めるのか。(>>こんな作品)
いまいち理解しがたいものを感じて、
いやいや、あの感覚を「面白がってくれる人」がいるとは
素晴らしいことだ、と思い直したり。
審査員の先生方にあれを「面白い」と感じて頂けるとは、
まさか思っていなかったので、妙な不思議な感じがした。

途中でふっと外に出て、午前最後の電車に乗る。
気持ちがわさわさしていて、どうも落ち着かない。
考えることを強制的に停止して、いつのまにか寝てしまう。

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アトリエで昼ご飯食べて茶飲んでその辺にあったジャンプを読んで。
何しに来たのか、どこにいるのかも分からないほど寝呆けてて。
扉が開き、人が入って来てはっと我に返る。
まさに夢から覚めたように。
やっと気持ちが制作モードに入ることができた。

エスキースのバランスは悪くなかったので、
そのまま裏に絵の具を塗って乾かしトレース。
またもやペンを家に置き忘れ、
ボールペンとジェッソ白で描写。

鉛筆で描き出してから…と思ったけれど、
消しゴムで消えないから、結局汚れるだけ。
ボールペンは描きやすい。
しかし、インク黒では分からないけれど、
ジェッソ白が青くなるのは…?
若干にじんでいるのかもしれない。

顔は悪くないが、女性のスカートに惑わされ、
足の長さが分からなくなり、何度も描き直す。

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Information
習志野市・市展 9月19〜23日(祝) 
JR津田沼駅徒歩2分、サンペデック4F >>詳細

by HPY


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