北京ダック。飴のようなマチエール。 2001年06月26日(火)
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昨日の日記はちと考えすぎだったかもしれない。
夜、お義父さんのおごりで、「お義母さん、旅行に行けなくて残念だったねお食事会」をした。中華料理。ちょっと高い店。北京ダック。んまかった。(^o^)
上手いもの食べると、性格がおおらかになるのであります。
午前中いつものようにクロッキー。
うっかり誰もいないところに座ってしまった。植物もないし。失敗した。
でも、煙草くさい喫煙コーナーは今はちょっとご遠慮したい気分だったので仕方がない。動かないもの、手や机や椅子などをいそいそと描いておりました。
その後、テンペラで「立つ子供」を描いていたら、どうも卵が臭い。
いったん捨てて作り直し。使う色を若干変更する。パレットに黒を入れた。
日本画の岩黒12(細)。
なんか、今日は絵の具の色が全体的に薄く、ちと描きづらい。
そうかと思えば塗りすぎる。盛り上がるのがイヤだ。
鉛筆で併用しながら、描いたり塗ったりしていく。
お、はがれるじゃん。絵の具層。ますます失敗か。
でも、はがれ具合がオモシロイので、もっとはがしてみた。
布でごしごしと。テンペラは乾くと磨いてつや出しできるんだよね。
木製のタンスや床が、磨かれて飴色に艶光りする、あんな感じ。
いいなぁ。
その上にまたテンペラや油絵の具を乗せてみる。ちょっと面白い。肖像画描いていた頃のオットー・ディックスの背景のあの飴のようなマチエールに憧れているんだよなぁ。
鉛筆併用しているせいか、元々色感が乏しいせいか、色が汚い。
う"ーーーん。課題ですな。
by HPY
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