絵画制作日誌    Diary INDEXBACKNEXTHOME GALLERY


特に何もしない、幸せな日         2001年06月17日(日)

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昨日は特に何もしなかったかな。でも幸せな日曜日だった。

午前中は一緒にユザワヤに行った。以前安売りで大量買いした、タントの紙、水張りしないとドローイングはできなさそうだったのでパネルを買いに。相棒は自宅で仕事をしているので、チビも連れて。
普段全然外に出られないお義母さんも誘おうと思っていた。お裁縫好きなんだよね。が、あいにくいなかった。後で聞いたら、ひいばあちゃん連れて寺参りへ行っていたそう。ユザワヤに行こうと誘いに行った話をしたら、本人はとても行きたがっていたよう。なんか返って悪いことをした。

いつもユザワヤへ行くときは、相棒がおもちゃ屋で子守をする。でも今日は二人なので、1Fおもちゃ屋、3F画材屋、どちらに行くかでいつも通り押し問答になる。3Fに行ってからゆっくり1Fに行くのがチビのため……と思っていたが、違うらしい。先に好きな方へ行く。これが子供の鉄則。でもなんかそれって朝三暮四というか、お猿といっしょじゃん。

ユザワヤは遊び場が多いのだが、多分相棒は男の子用のおもちゃでしか遊ばせていないだろうと思い、女の子用のおもちゃ売場にわざわざ連れていく。「野菜切ってね」というおもちゃがあるのだが、おままごとは男の子でも夢中になる。野菜はスポンジでくっついて、プラスチックの包丁でパカっと切る。私もやってみたが、これはめちゃくちゃ面白いのだ!男の子はなんとなくきまり悪いのか、大きい子ほど表情が冴えないような気がする。でも今日はそのコーナーには男の子ばかりだった。わざわざ連れてきたとはいえ、ピンク色のキッチンで夢中になっているのが野郎ばかりだと、子供といえども多少むさい気がしないでもない。

以前Niftyのワーキングマザーフォーラムで、「3歳すぎたら包丁を持たせよう、もちろん男の子も料理をさせよう」というツリーがあって憧れていた。それで、おもちゃ屋では「子供用包丁」を買った。すぐさま相棒に電話して、今すぐスパゲティを茹でてくれるようお願いする。そう、今日の昼はほうれん草のパスタの予定。材料は全て買ってある。1時過ぎに家に帰り、早速チビに包丁を持たせる。

おもちゃじゃなくて今度は本当に野菜を切るのだ!面白くないわけがない!と思ったら、案の定夢中になって切っていた。スパゲティに入れるマイタケをまず切って、面白くなってデザートのバナナ。サラダのキュウリ。切ったのを適当にクリームソースにぶちこんで、相棒が茹でたパスタにかけてできあがり。

相棒が茹でたパスタ。チビが切ったキノコとデザートとサラダ。私が作ったソース。
これだけなのに、なんかとてもシアワセだった。
とてもとてもシアワセだった。

チビも面白かったようで、普段キノコなんてよけて食べないのに全部食べた。すみずみまでぴかぴかになるまで。相棒もなんか最初は(仕事中なのにパスタなんか茹でさせやがって……)と思っていたに違いないが、ニコニコしている。みんなで作ると美味しいなぁ。
また、NHK「光れ!泥だんご」の話を思い出した。「自分でやる」という事をまたなんとなく考える。

それで、いつもお隣にもらい風呂して楽しているのだが、今日ははりきって風呂場掃除して風呂に入った。ぴかぴかになったぞ。なんかまたシアワセ。入浴剤を入れたかったがなかったので、古いハーブティを入れた。サフラワー。なんかお茶の中に入っているようで面白かった。

by HPY


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