絵画制作日誌    Diary INDEXBACKNEXTHOME GALLERY


一から気持ちの入れ直し。         2001年06月13日(水)

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喫茶店の窓枠
相棒が水曜日一列チビのために黄色く塗った。だから今日はガオイエローの日。一週間が二分されて見た目分かり易くなった。

今日の午前中にしたこと。

チビに朝ご飯を食べさせて、保育園に連れて行く。
その足でスポーツジムに行き、退会申込。多忙が理由だが、2ヶ月も行かなかった。結局運動は生活に取り込めなかったなぁ。

それから喫茶店に行く。喫茶店とスポーツジムは相反する物で、1〜2月私は喫茶店にばかり行ってクロッキーと本ばかり読んでいた。3月はジムに行ったので、喫茶店には全然入らなかった。文武両道って気持ちの切り替えが難しいじゃん。どっちかに偏っちゃうね。お金も。

階段のあるアパートということで、また気持ちが元に戻ってしまったので、一からやり直し。クロッキー1日2分×10回、色日記1〜3枚30分。また日課としよう、といそいそと描きだした。結構すんなりいけた。はぁ、この辺が私の原点というか、基本なんだろうなぁ。また、「上手い、下手は気にしない」というもう一つの言葉を思い出す。意外と見栄っ張りなんんだよなぁ。私。

銀行で「門坂流画集」と市民税県民税の振込み。「門坂流画集」はネットから申込。消費税・送料サービス、しかも作家直売サイン入りとのことで買う気になる。メールも出したし、楽しみに待とう。
市民税県民税は相棒の分だが、高ぇ。去年1万円以下だったのに、今年は20万円を超えた。高ぇ!!去年は相棒も私もフルタイムで働いていたので、人並みに収入があったと思うのだが、あんなに2人で何回も倒れたりしんどい目にあって、利益分税金となって消えていくなんてひどい!!保育料もめちゃ高くなっていた!いや、例年が安すぎるのか。去年は扶養外れたし。税金見ると勤労意欲をなくすよ。パートタイマーの主婦が、意地でも扶養内で働こうとする気持ちがなんとなく分かってきた。情けない。あの制度は大嫌いだ。

色日記洗濯・掃除。埃かぶっていてるアトリエ代わりの机を綺麗に拭いて、もうひとつ机を出してスペース広げた。うん、いい感じ。久しぶりの時はいつも掃除から始まる。それで色日記。クロッキー。鉛筆。もう儀式みたいなモノだ。

以前ユザワヤで安売りしていたタントの紙が大量にあるので、それに描くことに。まず、Caran D'acheのクレヨンでぐりぐり線を描いた後、それを消すようにテンペラで薄く何層ものばして色を付けた。Caran D'acheは水に溶ける。お、紙が薄い分うねる。表面に絵描いてあるのに、無理矢理裏にも水塗ってB3パネルに水張り。当然絵はこすれるが、それがまた良い感じ。描かないで、汚したり画面上でかき混ぜたりしてできるマチエール。

途中で乾かすために中断。こういう模様系抽象はあんまりやったことなくて、次段階に進めない。なまじっかうまくいったと思うと手が入れられないのが情けない。佐々木の本でもあったよなぁ。「失敗したらまた描けばいいじゃない」うん。そのためのドローイングなんだからなぁ。しばらく眺めていた。

その後、葉っぱの絵のツヅキを描く。Hの鉛筆で。影・バックも鉛筆の影響下に置く。明日はもう一層色油膜をはりたい。

by HPY


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