ヤマトは復活せんでよろしい。 またヤマトで一騒動あったようで、ヤマトファンの皆さん、お疲れ様です。 ▼ヤマト“ブラックホール”突入?映画復活の波紋 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040724-00000014-ykf-ent ヤマトは今もって紛争が終結されていないようで、復活編を製作するしないでもめているようです。もう復活編なんてタイトルを聞いただけで、しくじる予感ありありで、このままブラックホールにのまれて、沈んだようがよさそうです。願わくばいっそこのまま中止になりますように。 設定もいかにもヤマトらしく突っ込みどころが満載です。 半年後に地球が滝状の移動ブラックホールに呑み込まれることが判明だそうですが、おいおい、14万光年を1年で往復できる科学力がありながら、なんでそんなこともっと早くに判明しなかったんですか。半年前になってようやく判明ですか。ハッブル望遠鏡やチャンドラX線天文台何をやっていたのでしょう。そして移民船団が付近の惑星を支配する星から攻撃を受け、ということは、これはまたも戦艦一隻で星間文明を民間人もろとも皆殺しするってことでしょうか。もうヤマトは眠らしてやってください。ヤマトはよく働きました。もう永眠させてやれ。 それに富山敬じゃない古代くんなんて、ミタクナイヨ。今だって銀英伝のヤン提督の声がいつ富山さんじゃなくなるかと気が気じゃないというのに。(と思ったらやっぱりヤン提督は途中で別の人になるのか!号泣。しかも郷田ほづみって・・・キリコかい!なんか艦内で上半身裸になってうろうろしそなヤン提督でいやだな。そんなのヤン提督じゃないやい。そんなのヤン・ウェンリーはいやだ。あ、でも裸にされて拷問されてハァハァ言っているヤン提督はちょっと見てみたいと思ってしまった。)※キリコ・・・高橋良輔監督のボトムズの主人公。 私は富山敬というと、古代進というより、むしろテリュース・G・グランチェスターなんですが、こっちはこっちでまた大変なことになっていました。 ▼漫画家いがらしさんに賠償命令=「キャンディ」めぐり東京高裁 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040721-00000040-jij-soci こちらはこちらで泥沼化が進行中ですな。ここまでくるとベイルアウトも出来そうにありません。 でもまだ、キャンディは続編が作られなかっただけましでしょうか。キャンディは水木氏が止めたことにより続編が作られることがありませんでした。劣化シリーズ化することなかったという点においては、まだ幸福だったのかもしれません。 もし作られていたら、第一次世界大戦で全員死亡するさらばキャンディ・キャンディとか、死んだはずのアンソニーが実は脳は死んでなかったと生き返るキャンディ2とか、いがらしゆみこ劇団総出演の著名作家シリーズキャンディウォーリア零とか、アメリカ随一の大富豪アードレー家(アードレー家のモデルはロックフェラーの可能性高し)の当主アルバートさんとキャンディの子どもが、第2次世界大戦に出兵するっていうなんかすごい笑いものができていそうです。そんなことにならなくてよかった。有終の美をかざった名作が堕落していくのは、なんにつけても見るに忍びないことです。 ところで新谷佐伯夫妻はお互いにお互いの漫画に筆を入れていますが、あのへんの扱いはどうなっているのでしょうか。エリ8なんて、サキのおっかさんとか、ロシアの亡命親子とか、宝石商親子とか、結構な分量でかよの夫人が書いていますが、著作権の扱いはどうなっているのでしょう。アシスタントと同じ扱いですんでしまっているのでしょうか。 キャラデザをしたのは私だから、私にも権利があると主張しだしたりするってことにはならないのでしょうか。それともやはり、のちにそんなトラブルにならないように、最初に書面で契約して、サインでも交わしているのでしょうか。 <追加> そうそう、いがらしゆみこといえば、奥さんの佐伯かよのが死んだら私を後釜にしてくれと新谷かおる氏にプロポーズしたことがあるらしいですよ!一条ゆかりが佐伯かのよの後釜は私に!と申し込んだら、すでにいがらし氏のほうが先に申し込み済みで順番待ちだったんですって。とある本で一条ゆかり先生がそんなことを書いておりました。どこまで本気なんだかわからない記事だったんですが、やるな、いがらしゆみこ。さすが大物は違うぜ。アンソニーのあとはヤッタラン副長かい!アンソニーとヤッタラン副長じゃあ、ギャップがありすぎでおかしいーよ。(いがらし氏はアンソニー役の声優・井上和彦と昔夫婦だった) それから、もう一つ。 キャンディ・キャンディの空中戦の構図、あれ、うまく書けなくて、新谷氏に絵付きでアドバイスもらっていたんだそうです。これはいがらし氏の記事にありました。キャンディのドッグファイトが新谷アドバイスで出来上がっていたなんて、これにはもう感動です。
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