■ニュースとか■ |
「自分の精神病治療薬ネット販売、21歳女性書類送検」 紙面には[多重人格]という文字が強調されて載っていた。 前の小学校の事件といい、周りの眼から見て精神障害と犯罪が 前にも増して酷く繋がりやすくなっている気がする、 そして多分、その為に精神障害を持っている人はもっと生き辛くなる。 店にいる時にそれを知って、思わずその場に居づらくなって 丁度客が途切れていたので食事をすると言って上がり 食欲どころか吐き気すら感じるのにコンビニに食べ物を買いに出た。 周りを歩く全ての人が私を睨み、また笑っているような気さえして コンビニの監視カメラまで怖かった。でも、それだけならよかったのに 横断歩道のわきに停まっている車の中に知った顔があって 腕に電気が走ったようになり慌ててその場を離れた。 足が震えて動悸がして物凄い目眩と吐き気がして怖くて怖くて動けなくなりそうなのを堪えて遠回りをして帰った。車の中に居たのは一昨年あたりまで時々逢っていた男性で私が私を売っていた相手だった。でも 同じクラスの生徒にこちらから声をかけても気付かれないくらい 私は容姿がかわっていて、当時より10kgは痩せているから 気付かれる事なんて殆どない。と思いたい。また外を出歩けなくなる。 店に戻って、ニュースの事でまだ居づらくて無意識に麻痺させてしまい そのまま記憶が途切れてしまった。その間、ニュースと男性の事を 混ぜ合わせて極端にしたような物凄く嫌な夢を見て、眼が覚めたら 自分の部屋の床の上で、手足は冷たいのに背中は汗をかいていた。 友人が夢に見たと言っていた「気違い狩り」を思い出して、 いつかそれが本当に起こってしまうんじゃないだろうかと思った。 でも。 暫く音沙汰のなかった友人からメールが来ていて、それを読んで とても楽になった。「障害自体は決して悪いものではない、 自分達の過去に負けないでいこう」というような内容で 本当に勇気づけられた。友人の書くメールなどの文章は凄く優しくて 読んでいると、何というか生きる気力が出てくる(大袈裟?/笑)。
私は、1人じゃないと思うことが出来るようになりました。 以前のように死に逃げたいとはあまり思わなくなりました。 大切な友人達や彼や医師に支えられてなんとか生きてます。 本当に、ありがとう。 |
■2001年12月13日(木)■ |
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