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24082

■繋がる■

昨日休んでしまったので、今日は早朝の準備から始めた。
ボイラーを付けたり蒸しタオルを暖める機会にお湯を入れ湧かしたり
まだスタッフの来ていない真っ暗な店内を恐る恐る歩き回る。
準備が終わる頃に友人Nから電話がかかってきて
正月に休暇で日本に帰ってくるから逢わないかという事になり、店の
休みの日を指定した。病院の予約取ったりしないように気をつけないと。

某所で「愛とsexは繋がらないが愛と暴力ならバッチリ繋がる」と
あまり笑えない話を笑いながら話した。
父に教わった愛は凶暴で、たくさんの暴力の後の「愛しているから」。
母に教わった愛は犠牲的で、神を中心に自分の為でなく他が為に生きる。
「夫に右の頬を殴られたなら左の頬も差し出す」それが愛だった。
私はずっとそれを嫌っていたけれど、嫌っても私の中に浸透していた。
彼は優しく、暴力も振るわない、暴言も吐かない。
そんな所が大好きなのに、それに違和感を感じてしまうのは
私の中で愛と暴力が切り離せないどころか絡まっているからだろうな。
育った環境の所為にしたいわけではない、環境よりも
それに気付いてもどうにも出来ずにいる自分を何とかしたいと思う。
■2001年12月12日(水)■

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