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2004年10月07日(木)
 悪夢。


雨が降っていた。
トントントンと玄関のドアを誰かがノックした。


「少しの時間でいいから雨宿りさせて貰えませんか?」


ドアを開けるとハッキリとそう日本語で話すミケオ一家が居た。
小さな蕗の葉っぱの傘を差しながら。


この時点で賢いワタシは理解した。
これは夢だと。
夢の中だから、動物を飼っちゃいけないマンションだけど、動物嫌いの同居人もいるけど、誰に気を遣うこともなく猫達を招き入れようと思った。


「おかまいできませんが、ささどうぞ。」


猫達を招き入れながら、この8匹の猫達とこれから何をして遊ぼうとワクワクしたのも束の間、そこで目が覚めた。


嗚呼、やっぱり夢だったんだ、、、、。
ベットの中で頭を抱えながら、賢いワタシは続きを見るために即眠りに入った。
が、ミケオ一家に代わって我家に居たのは織田裕二だった。
うぉおおおお!!久々に見た!!
賢いワタシはまたこれは夢だと理解した。
織田裕二はワタシがいつもゴロついているソファーに座りワタシを手招きした。
ワタシは素直に従い彼の隣りに座った。
彼はワタシの肩を抱き、そっと顔を近づけて唇を奪おうとした。
夢の中なのだから、しちゃってもいいんだ♪
ワタシの頭の中はそんな不埒な欲望でいっぱいだった。
だが、何を思ったのかワタシはこんなことを口走ってしまったのだ。


「ダメ、今日はへんてこりんなパンツだもん。」


なんでこんなことを言ったんだ!?
彼の手が下半身にかかったワケでもないのに、なんでこんな先走ったことを言ってしまったんだ!?
夢の中で、ワタシはワタシ自身の気持ちがさっぱり理解できなかった。
そして、自分の発言に動揺しながら、そこで目が覚めてしまった。


ベットの中で再び頭を抱えながらワタシは自分の失態を悔んだ。
そして、即続きを見よう思ったのだが時既に遅し。


ワタシには、もう眠る時間が残ってなかった。






悪夢だ、、、、、、。





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