SPICY TALK

陽がすっかり傾いた夕方、スクールの外で自転車にまたがった男の子がこちらをキョロキョロしながら覗いていた。
誰だろう？うちの生徒ではないようだが。
が、その男の子はワタシを確認すると、今度は片手を上げその手をワタシに向って激しく降り始めたではないか。
ワタシは仕事を中断し、外に出てみた。

久しぶり！元気？まだ働いてたんだ？俺のこと覚えてる？

捲し立てるように激しく叫ぶ男の子。
よく見ると、見覚えのあるその顔、その髪、そしてそのおでこ。

（￣□￣；）！！

新田くーん！！

背が伸び顔つきも大人びていたけど、新田君は相変わらず新田君で、おじさんとしての任務おしめ替えの仕事もたまには手伝っているそうです。

そして、もしかしたら春からまた通塾してくれることになるかもーっ♪

それと、新田君は小学５年生ながらサラサラヘアーでおでこが広く、将来逝っちゃいそうな髪の毛だってことを常々家族から言われ続けていることを、本日ここにカミングアウトしちゃいます。
・・・・心なしかデコが広くなっていた気がします・・・。