ぼやーっとしてたらあっというまに出勤時間で、べんべんをお休みにした。 コンビニで温泉卵入りのとろろ蕎麦とおにぎしを買った。
「キルさん、今日は買いべんだぁー!」
子供達がコンビニの袋を見て騒ぎ出す。
「ねえねえ、今日も一緒に食べるよね?」
そう言って、教室まで腕を引っ張られてしまったので、しぶしぶ席につく。 よく見ると、子供達も全員買いベんだ。 去年の4年生は、ママの手作り弁当を持参してる子がほとんどだったのだが、 親も働いていて忙しいのだろうか。
それにしてもみんな食欲旺盛だ。 サンドイッチを3個とか、冷やし系の麺類+おにぎしとか、プチ丼系+パン類とか、デザートもしっかり買っているし、ジュースはみんな炭酸だ。 小さいながらよく食べる。 ワタシはとろろ蕎麦とおにぎし1個で、吐きそうなほど満腹なのに。
みんなでおしゃべりしながら昼食を楽しんでいる中、 1人だけ一言も喋らず、食事に勤しむ子が居た。
「あら、お行儀がいいね。お食事中は喋らないんだね。」
ワタシがそう言うと、他の子供達が一斉に口を開く。
「違うよ!!アッ君は食べるのに夢中なだけだよ!!」
試しにアッ君を呼んでみても返事がない。 口からこぼしても気が付いていない。 アッ君は、無我夢中で焼肉丼を頬張り、最後に蓋まで舐めてこう言った。
「あー美味かったぁー!!アレ?キルさん居たの?」
そして、蓋まで舐めたその行為を他の子達からこう非難された。
アッ君は、「ああそうだった!!」と言わんばかりの顔をして、 照れくさそうに頭をポリポリ掻いていた。
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今日もまた最後まで読んで下さってアリガトウ。感謝感激でゴザイマス。ぶりっ。
排泄日記をmy登録されているエンピツ作家の皆様アリガトウございます。
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