家から駅に向う途中の坂道に、お庭のステキな一軒家があります。
白いステキなお家です。
その家には、中年の夫婦と可愛い2匹の犬が住んでいます。
一匹は中型の白い雑種犬シロ。
もう一匹は純粋な柴犬コロ。
お庭は彼らの遊び場です。
昼の間、彼らはつながれることなく、お庭で元気に遊んでいます。
そして夜になると、お家の中で、ご主人と共に眠りにつくのです。
シロとコロがお庭に居る時はいつもいつも二匹一緒です。
暑い夏には穴を掘って涼み、寒い冬は身体を寄せ合い
いつもいつも、仲良く二匹でいます。
シロとコロはとっても人懐こい性格で、通りすがりの人にもいつも愛想よくシッポを振ります。
今日もその家の前を通ると、二匹がワタシのそばに寄って来ました。
嬉しそうな犬達。
そしてワタシ(笑)。
フェンスの隙間から犬達の頭を撫でて遊んでいると、
一人の少年が坂を降りて来ました。
ランドセルを背負った彼は、フェンスの前で立ち止まるとこう言いました。
「ハチ―――――!!チビ―――――!!」
犬達は大喜びで少年に向ってシッポを振ります。
その様子を見ていたワタシはこう言いました。
「シロ―――――!!コロ―――――!!」
今度は、ワタシに向って大喜びでシッポを振ります。
すると少年はワタシを見上げてこう言いました。
「お姉ちゃん、この犬、シロとコロって言うの?」
「そうだよ。僕、知らなかった?」
「うん!!知らなかった。僕勝手に名前つけて呼んじゃってた(照)。」
「そっかぁ〜〜、じゃあもう覚えたねっ!!(笑)」
「うん!!ありがとう!!」
少年はシロとコロにバイバイと手を振ると、満足した顔をして坂道を下りて行きました。
嬉しそうな少年。
一つ賢くなって良かったね。
でもね、少年。
シロもコロもワタシが付けた名前なの。
うけけけけ(笑)。
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今日もまた最後まで読んで下さってアリガトウ。感謝感激でゴザイマス。ぶりっ。
排泄日記をmy登録されているエンピツ作家の皆様アリガトウございます。
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