SPICY TALK

ワタシの家には小人が住んでいます。

ホントです。

食事を終え、大好きなおこたつでぬくぬくと楽しい一時を過ごしていた時のことです。

「お！！おこたつの中からオモシロイもの発見♪」

「なになに？？」

「何だと思う？（笑）」

「あんたの臭い靴下。」

「違うよ。」

「何？」

「これ、ほら！！」

それはピーナッツでした。

「君さ、この間そこで柿ピー食べてたじゃん！！」

「喰ってねぇよ！！おまえこそ『ピーナッツついてる見栄えの悪いクッキー』喰ってたじゃん。」

「食べてたけどピーナッツ落としたりしてないもん。」

「そおかぁ？？（￢＿￢）じろり」

「ちょっと待て！！」

「ん？」

「あんたなんか、クッキーからわざわざピーナッツだけはずして食べてたじゃん！！」

「・・・・・・・。」

・・・・・・・・・・。

「おまえさ。」

「ん？」

「掃除機かけたのいつ？」

「昨日。」

「じゃあ、柿ピーもクッキーもその前だから違うじゃん。」

「ああ、そうだね。」

「掃除機ちゃんとかけたのか？」

「かけたよ！！ちゃんとおこたつどかしてかけたもん！！」

「ふ～～～ん。・・・・じゃあ何でだ？」

「・・・・小人だな・・・・(-。-) ボソッ」

「そうか小人か・・・・。」

・・・・・・・・・・。

「ねぇ。」

「ん？」

「ワタシが買っておいたコーヒーゼリーなくなってるんだけど知らない？」

「あぁ、小人食ってた。」

「ふ～～～ん。」

・・・・・・・・・・。

「あのさ、ちょっと聞くけどさ。」

「何？」

「最近さ、俺の煙草の減りが早いんだけどさ、なんで？」

「小人でしょ？」

「ふ～～ん。それも小人なんだ。」

「そうだよ。昨日の夜小人と会ったけどさ、名前書いてなかったから吸ってみたって言ってたもん。」

「あっそう・・・・。」

・・・・・・・・・・。

「おまえさ。」

「何？」

「俺ホントに名前書くからな！！」

「・・・・・・・。」

ワタシの家には小人が住んでいます。