ふたつのこころ

2007年07月03日(火) 罪悪感。

今週末、またまた会おうと思えば会える。
特別な意味なんて持たない、ただ、友達が集まるから。

行こうかどうか迷っている時。
私のココロはなんだかちょっと重くて、
イライラしたり不機嫌になってしまう。

行かないと決めてしまうと、ココロは軽くなってしまう。


これはつまり。
私の中でも確実に何かが変わっているんだと思う。

それでもまだ完全に捨てきれないのは、ある種の罪悪感からかもしれない。

あんなに別れるのを嫌がった私が。
あんなに取り乱した私が。
あんなに好きだったあの子のことを。

もう好きじゃないと思ってしまうことへの、罪悪感。

仕方のないことで、前に進んでいる証拠。
先になくしてしまったのはあの子なんだから、罪悪感なんて感じる必要はない。

そう言われればその通り。

でもこの罪悪感は、あの子に対する罪悪感ではない気がする。
自分の、あの子への気持ちに対する罪悪感。

持ち続けられなかった。
守りきれなかった。
自分の中で、一番大切だった気持ちへの、罪悪感。

信じていたのに。
信じていたかったのに。
薄れてしまう自分が悲しい。

もしかしたら、ツライ現実から逃げているのかもしれない。
報われない想いを抱き続けるのは重過ぎるから。

他にはいないと、今もまだ本当は思っている。

でも、たとえよりを戻しても、無垢な気持ちで思い続ける自信がない。
無垢な気持ちを向けることが出来ないのなら、もっと強くならなければいけない。
私もあの子も。
お互いの黒い部分さえ包めるような強さを持たなければ、
自分の弱さを認めなければ、
何度付き合ってもうまくいかないことは目に見えている。

私は。
放り出したあの子のことを、まだ許す事はできない。
うまく包んであげれなかった自分のことも、許す事が出来ない。

だから今はあの子を愛しいと思えない。

ごめんね、あの頃のあたし。
ごめんね。


 きのう  ひび  あした


みかる [めえる]

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