今週末、またまた会おうと思えば会える。 特別な意味なんて持たない、ただ、友達が集まるから。
行こうかどうか迷っている時。 私のココロはなんだかちょっと重くて、 イライラしたり不機嫌になってしまう。
行かないと決めてしまうと、ココロは軽くなってしまう。
これはつまり。 私の中でも確実に何かが変わっているんだと思う。
それでもまだ完全に捨てきれないのは、ある種の罪悪感からかもしれない。
あんなに別れるのを嫌がった私が。 あんなに取り乱した私が。 あんなに好きだったあの子のことを。
もう好きじゃないと思ってしまうことへの、罪悪感。
仕方のないことで、前に進んでいる証拠。 先になくしてしまったのはあの子なんだから、罪悪感なんて感じる必要はない。
そう言われればその通り。
でもこの罪悪感は、あの子に対する罪悪感ではない気がする。 自分の、あの子への気持ちに対する罪悪感。
持ち続けられなかった。 守りきれなかった。 自分の中で、一番大切だった気持ちへの、罪悪感。
信じていたのに。 信じていたかったのに。 薄れてしまう自分が悲しい。
もしかしたら、ツライ現実から逃げているのかもしれない。 報われない想いを抱き続けるのは重過ぎるから。
他にはいないと、今もまだ本当は思っている。
でも、たとえよりを戻しても、無垢な気持ちで思い続ける自信がない。 無垢な気持ちを向けることが出来ないのなら、もっと強くならなければいけない。 私もあの子も。 お互いの黒い部分さえ包めるような強さを持たなければ、 自分の弱さを認めなければ、 何度付き合ってもうまくいかないことは目に見えている。
私は。 放り出したあの子のことを、まだ許す事はできない。 うまく包んであげれなかった自分のことも、許す事が出来ない。
だから今はあの子を愛しいと思えない。
ごめんね、あの頃のあたし。 ごめんね。
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