ふたつのこころ

2007年06月27日(水) 進歩。

『自然消滅か、みかるから別れを切り出すのを待ってたんやと思うよ。
だって、みかるから言ってくれたら、自分の気持ちを話す必要ないもん。
どっちにしても結局逃げたかっただけや』

女友達の言葉に、何故だかすごく楽になった。

私がもっと大人なら良かったのかな?の問いに、
『もっと大人やったとしたら、きっとみかるから"もういらんわ"って言ってたんちゃう?
いざと言う時に曖昧にするような男、もういらん!って言ってたんちゃう?』
と、あっさり言い放ってくれた。


『私やったら1ヶ月とか連絡ない時点で、もう終わりやなって思う。見切りつけるもん。
妊娠の話の時にそんな態度取られたら、その時点でもうやっていけんって思うな。
だって、悲しすぎるやん。
考えるのをやめた時点で何で連絡してこないん?卑怯やん。
どうしたら別れてくれるか考えてたなんて、思ってても言ったらあかんことやろ?
正直な人やと思うけど、自己中やな。もっと大人やと思ってた』

ズラズラと言ってくれました。めちゃくちゃ言ってくれました。
客観的だからこそ、言える言葉。
彼をほとんど知らないからこそ、言える言葉。(顔見知りは顔見知り)

『もしも、彼が”やり直そう"って言ってきて、みかるがO.Kしたら、
彼のそのすぐに背中を向ける態度とかを認めてあげないといけないことになるよ。
逃げてるって自覚してるんやから、きっとなかなか直らんと思う。
それでも受け入れてしまったら、その逃げちゃう部分も認めることになる。
それでいいんやって彼は誤解すると思うよ』

そうだね。
多分、別れ話の時、すぐによりを戻していたらきっとそうだったよね。
今も苦しんでるかもしれないね。

『私は、悪いけど、もうおすすめは出来へんな』

そう、スパっと言ってくれた。

ちょっと前なら聞きたくなかった言葉達。
聞き入れることが出来なかった言葉達。

今の私には、それをちゃんと理解できるくらいのココロの余裕が出来ました。
それは多分、ある意味悲しい余裕なんだと思う。
でも、必要な余裕でもあるんだと思う。

悪いところを全部全部自分のせいにしてた。
私やからダメなんだと思ってた。

でも『それは違う』と、言い切ってくれてありがとう。
私の味方発言をしてくれてありがとう。

ココロの中の黒い部分は少なくなった。
もやもやは少なくなった。
無理なく笑えるようになった。
戻れない悲しさに押し潰されそうになることもなくなった。

それは。
私が逃げなかったからだと思う。

痛くても辛くてもみっともなくても、あの子から逃げなかったからだと思う。
あのまま会わずに自然消滅や、一方的にサヨナラを言ったりしてたらこんな風には思えなかったと思う。
一方的なサヨナラに納得した振りをしてしまっていたら、きっと今も後ろを向いていた。

バカだし、時間の無駄だったかもしれない。
でも、逃げなくて良かったと思ってる。
そう、思える。

新しい恋にはまだまだ出会えそうにはないけど、
おみくじは吉だったし、運気も上々らしいので期待してみようと思う。

あの子に出逢う前のように『もう恋はしない』なんて思わない。
できるかは分からないけど、しないとは思わない。
相手があの子じゃないことは悲しいことだけど、私は幸せになるよ。

絶対にね。


 きのう  ひび  あした


みかる [めえる]

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