5行日記
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2004年10月03日(日) |
蜷川映画「嗤う伊右衛門」 |
どう映像化されたのか気になって、DVD借りて見た。レンタル屋なんて久しぶり。
小雪が岩で、伊右衛門が唐沢なのは知っていたけど(なので、京極さんの小説も小雪のイメージで読んでいた。)監督が蜷川だったとは・・。
これ小説読んでない人に、理解されたんだろうか?どうしても、小説が先だと、文字の映像化にしか映らないので、そう思ってしまう。
特に各登場人物のバックグラウンドが全然描き切れてないような気がする。
ヘンにグロかったし、小雪の岩でなくて、梅ばかりがヘンに脱がされていたのも気になった。(特にラストのあれはあんまりすぎ・・・。趣味悪すぎ。言いたいことは解るけど。原作の伊右衛門は、あんなことしてない。)
でも、原作ではっきり描かれていなかった箇所はよかったです。(岩が又市と宅悦から真実を聞かされた後。)その辺りは、映画の方が切なさアップ。
ところどころ、声が小さすぎてなんて言ってるか解らなかったのはマイナス。
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