フォーリアの日記
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ニューデリーのインペリアルホテルは立派なので、中でゆっくりしたいところですが 早起きしてアグラへ行ってきました。 朝6時半出発です。 日本時間に慣れているので早起きするのはそんなに辛くありません。 アグラまでは230キロぐらいの距離があるそうで、 車で朝早く出発して観光して、帰ってくると夜になります。
かなり寒いのには困りました。 スリランカで作ったパンジャビスーツを着ていったのですが、半袖なので 上にカーディガンを着て、マフラーを巻いて、それでもひざが寒いのです。 インドの人は寒いと色々な布を首やからだに巻きつけていますが 何でもありのようで無造作に見えるのですが、なかなか決まっています。 マフラーは置いてこようかと思ったのですが、巻きつける文化の国インドでは持ってきて正解でした。
昨日まで長時間飛行機に座っていたので また今日も長時間車に乗って座っていることになります。
現地でガイドについてもらって、まずタージマハールへ行きました。 門にある装飾は遠くから見ると描いてあるように見えましたが、 近くへ行ってみると、石や宝石が埋め込まれて絵や文字になっているのです。 文字の書いてある幅も下から見たときに一定に見えるように、上に行くほど幅広なのだそうです。 タージマハールはまず手前の門を通して見た姿が美しかったのですが、そこをすぎ、 敷地内へ入ると雄大な姿が広がっています。
タージマハールはムガール帝国のある王が王妃のために立てた巨大な墓で、 後に王も隣へ葬られています。 真っ白な大理石の建物の中へ入ると、王と王妃の墓が並んで祀られています。 実際に葬られているのは地下だそうです。
そのあと行ったのは、アグラ・フォート。 フォートとは城というか、居住もしていたけれど戦いの拠点ともなった砦のようなものでもあったそうです。 入り口の石畳の通路は象が歩いたそうです。 象は一種の戦車のようなものだったようです。
それらを見た後、アグラを後にしてまた車で帰ったのですが、 出発してまもなく車のフロントの下のほうでカタカタ音がするのです。 軽い段差を超える時はそのカタカタ言うものがひっかかってギギッと引きずるような音がします。 何か音がすると運転手に言っても「ノー プロブレム」と言って走り続けます。 いやしかし、これは大丈夫じゃないでしょ、これから何100キロも走るのに。 少し道路が広くなったところへ出てまもなく、ガタンと激しく衝撃があり、 道路へ何かが転がり落ち、さすがの運転手も車を止めました。
拾ってきたものは・・・どうもエアコンのコンプレッサーらしい。 エアコンなら走行には支障はないか? さすがインドというか怖いと言うか。
帰りに道沿いのマクドナルドでノンベジのチキンティッカバーガーを昼食に食べました。 あまり遅くならないうちにホテルに帰りつけました。
夜はまたインド料理で、殆どカレーですが、北インド風は辛くないものもあるので美味しいので 2日続くぐらいなら十分大丈夫です。 しかし、体がまだ日本時間なので眠くなってしまいます。
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