フォーリアの日記
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今日は英語の日だったので上野へ行きました。 上野には国立博物館があるので、終わってから「北斎展」へ行ってきました。 http://www.hokusaiten.jp/index_jp.html
入り口を入ると敷地内の木々がちょうどよく紅葉して 空気は冷たいながらも日差しが暖かく、展示館まで気持ちの良い景色が広がっています。
館内は平日だというのにかなり混んでいました。 通路が歩けないほどではありませんが、展示物には近づけないくらいです。 どこかに観光バスでも着いたのでしょうか?(根拠なし) 少しずつ人は流れているのでまったく近づけないことはないのですが 目当ての画を決めて時間をかけて近づいて、時間をかけて離れるか、 ゆっくりした流れに乗って端から全部見るかになってしまいます。 しかし、これを全部流れに乗って見るのは疲れきってしまうので体力上無理です。
思ったより小さい画が多く、大きいものはあまり見当たりません。 それが近寄らないと見えない原因になっています。 富嶽三十六景などは小中学校で作る版画と同じような大きさです。 それよりもう一回り小さいものも多いのです。 疲れてしまったのであまり近づいて見ない結果になってしまいました。
かなり細密なものなので、近くで見るとすごいなあと思うもことかなりあります。 でも、遠くで見るとわからない方が多くなります。
展示階の中央付近に売店が出ていて、いろいろある中に版画を売っていました。 夫がインドの会社に日本画を飾りたいと言っていたので、これはなかなかいいと思いましたが ポスターのようなものではなく、本当に刷ってある版画なので高いのです。 あとで聞くと、現代のアーティストが模造して彫った版で刷ったものだそうです。 退色していないのできれいです。(もしかしたら本物より?) 買うかどうかインドへ電話して聞いてみたら、かなり迷った末、一枚買うことになりました。 電話している間に目当ての赤富士が売り切れてしまいました。 また刷るので、注文はでき、郵送してもらえるそうですが まだ売り切れてない波間から富士の見える構図のものもいいと思ったのでまた電話。 しかし、波は津波を思い出すのでだめだそうです。
最後に地下のミュージアムショップも見てインド用に一枚別の絵の色紙を買ってきました。
疲れたので一休みして帰る頃には暗くなってきていました。 昼食後ずっとですから、ずいぶん長いこと歩き回っていたことになります。
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