フォーリアの日記
目次|過去の日記|未来の日記
コラボレーション(collabolation)を辞書でひくと 共同作業、共同制作などと書いてあります。
cooperationより作業的意味合いが強いのでしょうか?
前に見たのは六本木ヒルズの何かを表すキャッチコピーで 「アーティスト誰々とデザイナー誰々のコラボレーションによるなんとか・・・。」というような表現。 コラボレーション自体は聞きなれた言葉ではないけれど これはそのまま意味は通ります。
その後もあちこちでやたらに見かけるようになったので 流行っているようだとは思っていたけれど 自分の中では意味がすっと入ってくるほどにはなっていない慣れない言葉なので いちいち頭の中で翻訳するような気分でした。
コラボレート(collaborate)はその動詞形(自動詞)。 意味からして主語はふつう「人」でしょう。 自動詞だから目的語も取りません。
ところが今日は変なものを見つけました。
マンションの広告のキャッチコピーなのですが 「クールモダンなデザインと神楽坂のエッセンスをコラボレートし、・・・」 ? 融合させるとか、調和させるとかいう意味と間違っているんじゃないでしょうか?
この言葉、こなれていないだけに多くの人が使い出すと違った意味で広がっていくのかもしれません。
|