フォーリアの日記
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コーラスの人たちから前に住んでいた社宅がとりこわされたと聞きました。 そもそも、このコーラスに通い始めた時に住んでいた社宅です。
昭和37年建設と言うこの社宅は、住んでた当時もすでにある程度古いものでした。 (もっと古い社宅に住んだことがあったのでびっくりはしませんでした。) 間取りは4畳半と6畳の和室と5畳くらいのリビングと 流しの前にちょっとスペースがある程度の台所。 リビング5畳と言っても構造上1畳は廊下と化してしまうので実感としては4畳。
メンテナンスはまめにされていたので外観は小奇麗でしたが さすがに古さを感じるところはたくさんありました。
まず、台所に電源コンセントがありません。 冷蔵庫が普及していない時代の建物なんですね。 電子レンジなんて夢にも考えていないでしょう。 リビングから長ーーい延長コードを引いていました。
トイレはもちろん和式。男女兼用できるように段差があるものです。 お風呂場は改築されていますが、なぜか洗面所がお風呂場の中にあります。 その前に洗濯機を置いていたのですが、そのためのコンセントは後からつけられたようです。 洗濯機用の排水口はありませんから、排水はお風呂場へ流します。
台所も流しの構造、棚のベニヤ板、何をとっても最近のものではありません。
電気の契約は一応20Aでしたが、15Aからアップしたもので それ以上にするには計器(?)の”全とっかえ”だそうです。(個人でできない)
さすがにそれからすでに、十数年。もう時代に合いませんよねえ。
それに、会社も人員整理で社員も当時の半分に減っているし、 40歳社宅定年制を導入して持ち家対策を勧めているし (もっとも数年前これが決まった時に40歳以上の人などには猶予期間があります。) 社宅に入る人数も減っているのだと思います。
もう取り壊されて、地上3階地下1階の建物が建つという看板が立っているそうです。 何になるのでしょうか。
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