酸性

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2003年02月23日(日) 黒鍋

筑前煮を作ろうとおもったところ、椎茸が干したのしかなく、戻す時間がなかったので、韓国系のスーパーで買ったキノコを使う事にしました。

日本にいた時は見たことがないキノコで、直径10〜12センチ(大きいよね)、色は薄い茶色。ブラウンマッシュルームの大きいのって感じの色合いです。ものは試しと思って買ったのでした。

裏返してみて、「ぎゃー」と思わずキノコを落としてしまいました。表の色と違って裏は真っ黒。かなりシッカリしたヒダが中心にむかってビッシリあるのですー。

ちょっと前にも書きましたが、細かいものがビッシリしてる様が苦手で、苦手と思う余り眼が離れなくて、ますます具合が悪くなって、頭が混乱して「このキノコ食べられない!捨てるわ!」と言い放ったので夫はビックリしてました。

訳を話すと「なんだよこんなヒダ、みこちんの”ピーっ”(放送禁止)と一緒じゃん」などと、ヒドいコトバを言われながら「裏見ないで切れよ」とザクザク切ってもらいました。

で、鍋に入れたのですが。

やっぱ黒ヒダ、問題あり!煮汁から物凄い量のアクが出てくる。肉を煮込むと、日本では信じられない位のアクが出るので(いつもアクの出た表面を見るたび月面クレーターを思う。10分位つきっきりでアク取り作業をしなければならいない!)、鶏肉から出たと思いたいですが、アクの感じが違うし、なにより真っ黒!

煮汁も真っ黒!

げー。こんなの食べられるのかー。

キノコって味こそ淡白だけど、毒キノコもあるくらいだし、あまり馬鹿にできないねー。

結局食べました。食べたらよくあるキノコ味でした。でも煮汁黒。

このキノコ日本ではブレイクしないだろうな。


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