ビッグワンバグ。

2001年09月15日(土)

敬老の日です。
敬老の精神はもちろん持ち合わせていませんが、
おじいちゃんとおばあちゃんは居ました。4人も。
生まれたときから既に遠く離れて暮らしていたので、
年に一回会いに行く程度でしたが。
そんな距離的な離れ具合と生来の人見知りな性格もあって、
あんまりじいちゃんばあちゃんと遊んだとかいう記憶がないです。
なんか怖がってたような気がする。
なんとなく。
ただなぜか変に憶えてる事があって、
母方の祖父なんですけど近くの林(多分)に虫捕りにいって
虫篭に入れて帰ってきた私に、
「篭に名前書きや名前(広島弁)。」
と唐突に絡んできたのです。
で、言われるまま「XXしょうがっこう 1ねん かわしまXXX」
って書いたと思うんですけど、それをじっと見てた祖父が、
「『1』をもっと大きい書かないかん。」
とか言い出しました。
なので言われるまま「1」の下の部分をぐーと伸ばしたんですけど、
「もっと。もっと大きい書かな。」
ってじっと見ながら恫喝してくる。
すでに継ぎ足された事もあってかなりいびつな「1」だったんですけど、
結局虫篭の底に届かんばかりの馬鹿でかい「1」になってしまって。
自分としてはこれは明らかにおかしいと内心思ってたはずなんですけど、
祖父はなぜか満足げで。
あれは何を言いたかったのか。
だいぶ前に居なくなってしまったので確認の仕様がないですけど。