武ニュースDiary


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2010年04月21日(水) また昔語り

KIMIKOさんが、金城武のことを語った台湾のブログを発掘しては紹介して下さるので、
中で面白いものをみなさんと共有したくて訳してみます。
当時の話って、なぜか懐かしく、また心が温かくなる気がします。



ずっと……ずっと昔……私はまだ13歳だった。金城武について

(写真)
ずうっとずうっと昔……20年前……12歳の私です。背景は何でしょう。
それはずっとずっと昔の記憶である。そのころ私は秋鶯が大好きだった。
とても美人だと思っていた。
でも、これは私が13歳のときにあったこと。
そんな昔でも記憶は今もはっきりしている。なぜなら金城武がデビューして間もない頃だったから。

私は若い叔母と一緒にスターの追っかけをしていた女の子だった。
この年、金城武が花蓮に来たのだ。
花蓮でミニコンサートが開かれ、スター達がやってきた。
私も行ったが、なんと叔母が楽屋に連れて行ってくれるとは!

その日、1人の若者がいた。
背がとても高く……というのは、私はやっとその肩ぐらいまでだったので。
優しそうに見えたので、一緒に写真を撮ってもいいかと聞いてみた。
彼はやさしく答えた。もちろんいいですよ。
そのとき彼はツーショットを求められて喜んでいたと思う。
なぜなら、彼のことが気に入ったってことだから。この頃の彼は全くの無名だったのだ。

私が叔母に写真を撮ってくれるよう頼んだとき、
彼のマネジャーのような人が、彼にすぐ舞台に上がるよう言った。
それでも彼は急いで一枚写真におさまってくれ、
それからとても礼儀正しく私に言った。すみません、行かなくちゃいけないんです。
私はにっこりして答えた。大丈夫です。
実を言うと、そのときは彼の名前もよくわかっていなかった。
ただ覚えているのは、彼がとてもかっこよかったこと。きっと人気が出るなと思った。
帰ってきてから「金城武」という名だと知った。

その日……彼はシャツとジーパンという服装でした。とても若かった。
私は確か長い髪をポニーテールにしてオレンジ色のシャツを着ていた。
たぶん、その頃はやっていたシャツだろう。
家に帰って、叔母が焼いてくれたただ1枚の写真を大喜びで受け取り、丁寧にしまった。

ある日……彼はどんどん人気者になっていき、私は高二になったときのこと、
彼と撮ったその写真を学校に持って行って見せびらかした。
思いだすと今でも後悔の念が湧く。
私と彼とのスナップ写真を目にするや、みんなは次々に回し見を始めた。
回り回って……写真は……消えた。誰も自分だと言わなかった。

高校生は本当にワルだ、もののわかっていない頃なのだ。
物は持ち主に返すってことの意味をわかってないんだろうか。
良心のない、独り占めにした人間が誰だったのかはわからない。
その良心を持たない人間は持ち帰った後、きっと私が写っているところを切り取ったに違いない。
今思い出すたびに思う……持ってった人はくだらない。
自分との写真じゃないのに持ってってどうするの。

今は人気者になった金城武。絶対、あの礼儀正しく謙虚な人柄だったから、
たくさんのチャンスが訪れ、あんな高みにまで上ることができたのに決まってる!
あのとき、彼に会えたことをいつまでもうれしく思うだろうし、彼の健康と幸せをずっと祈っている。
私が永遠に大好きなスター……金城武……
自得其樂..^_^..carol~~痞客邦 PIXNET~~ 2009.4.16


 BBS   ネタバレDiary   23:20


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