武ニュースDiary


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2010年03月17日(水) 「怪人」の成績は?

公開数日経った「変相黒侠」。成績はいかに?
武主演の日本映画は香港で「リターナー」がヒットした以外は、
本人の人気の割に成績はもう1つ。
台湾での「スペトラ」「死神の精度」も期待ほどには行かなかったので、
今回もどうなんだろうと、公開されて少しでも目に触れることに意味がある、という
かなり期待値を下げて見守っておりました。

でも、今までに入ってきた情報ではまずまずなんではなかろうか。
やや胸をなでおろしております。
中国の人にも、あのわくわく感や可笑しさを感じてほしいな。

場所によっても違うようですね。
昆明の新聞は、同時期公開の「パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々」が
「ハリー・ポッター」の跡を継ぐ作品として期待されたが、成績は10万元を下回る結果になったとしたあと、


のほか、先週公開の「変相黒侠」は大帥哥・金城武を頼みとし、配給会社も期待していた。
しかし、先週の初動はよくなく、興行成績も「パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々」に及ばなかった。
(都市報 2010.3.16)

……ですが、深圳では、19本の外国映画が一斉に公開され、


作映画の中では、金城武、松たか子主演の日本犯罪映画『変相黒侠』と
冒険ファンタジー『パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々』が人気があります」
とゴールデンハーベスト影城の支配人は記者の取材に答えて語った。
(深圳晩報 2010.3.16)

そしてもう1つの記事は――


週の映画市場において、「キューブレッド」「7級公務員」「Back in Time(ロシア映画)
「振り返るな(フランス映画)」の4本の外国映画はそろって惨憺たる成績となった。
4本の先週の興行成績は合わせて500万元足らず。
これに比べ、金城武、松たか子主演の「変相黒侠」ははるかによく、
金曜公開後わずか3日間で410万元を稼いだ。

3月の中国は、正月大作映画が次々と派手に興行をした後、映画市場は甚だ静かだ。
正月映画の上映が少しずつ終了していく中、「キューブレッド」「振り返るな」など
4本の外国映画が一丸となって市場に打って出た。
これらは内容から言ってもミステリー、アクション、ユーモア物と多彩で、
その上ピエール・ブロスナンら国際的大物を擁すしてはいるが、
この「連合国軍」は中国市場に対し、明らかに風土になじんでいない。
この1週間で、4本合わせても興行成績は500万元に足りない。
中で一番成績が良い「キューブレッド」が、わずか100万前後。
「アバター」のような大作の洗礼を受けた後、中国の観客は
明らかにこうした製作規模に限界のある外国映画にはあまり興味を引かれなくなっている。
これに比べ、「変相黒侠」は主演男優が、アジアではさらに人気のある金城武であることから、
それが絶対的有利さとなって、この映画を3月の「肌寒い春」の映画マーケットにおいて
「威勢」を発揚させることになった。
先週の日曜は北方地方は厳しい雨と雪に見舞われたが、
同じく外国映画である「変相黒侠」は、3日間で410万元の上々の興行成績をあげたのである。

氾濫する外国人スターの映画に対し、
優れたアイドルスターと認められてきた金城武は明らかに中国の観客と縁が深いし、
「変相黒侠」のストーリーの方が中国人の好みに合っており、
すなわち天の時、地の利を得ていると言えよう。
今回、金城武も体を張って熱演しており、30メートルの高さでワイヤーに吊られたり、
トリックを披露したり、パルクールなどの様々なアクションなどすべてを見せ、
観客を血沸き肉躍らせる。
さらに、彼の演じる役はしょっちゅう殴られて顔に傷を作るのだが、
このようなイメージを覆す設定も女性観客の心をとらえると言わざるを得ない。
今後、気候が暖かくなれば、さらによい成績を収めることだろう。
(鳳凰網娯楽 2010.3.16)


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