武ニュースDiary
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2009年02月08日(日) |
最後の鑑賞?&金城孔明 |
「k-20 怪人二十面相・伝」、ロングランとはいえ、 昨日から上映回数が大幅に減り、どこで見ようか、映画館探しに苦労しました。 はい、1枚前売り券が残っていたのですよ。
この映画は大勢の観客と一緒にハラハラしたり、笑ったりしたくて、 すべて土日で見てきました。 ところが、どこに行こうかと調べてみると、きれいな映画館で 人が集まりそうだったところは、みなレイトショーになってるし、 日中ずっとやってくれるところは、結構寂しげなところだったり、 映画館の構造自体が、さけたいようなところだったり、で、 頭抱えてしまいました。
ローカルな話題ですみませんが、そうしたら、今まで便が悪いと思って 全くスルーだった、ユナイテッドシネマとしまえん、 これが、時間が1回のみなれど、14時半からといういい時間。 それに映画館の評判がすごくいい。 交通を調べると、なんと、1回乗り換えで1時間で行ける。 しかも駅から極近。 たとえ貸し切りでもいい、ひとつ、このいいと言われるところで (多分)最後の鑑賞をしようと出かけて行きました。
映画館の正面には……
112席のスクリーン、意外やほぼ埋まり(100人弱?)、 子ども連れも結構います。 地元のきれいすぎるシネコン、という感じなんですけどね。
上映が終わり、明かりがつくと、隣で見ていた若い女性2人が、早速、 「手に汗にぎったねえ」「最後、意外だった〜」「すっきりした」 「見にきてよかった」と言いあい、 前の座席では、小学生の女の子が「おもしろかった」 連れの父親が「すごかったねえ」と話していました。
売店では映画を見てきた男の子と父親がK-20グッズを物色、 私の前にチケットを買って入場した親子3人連れがパンフレットを買っていました。 もう1人、小学生の男の子が母親に「k-20のDVDないの?」と聞いて、 お母さんは「上映してるのはまだ出ないわよ」。
そういう反応を聞いているのも、本当に楽しい。 ほんとにこれで最後かな? 大体、映画を見ている間はすべて忘れて別世界にいられるし、 その上、これは何度見ても後味いい映画なので、 ずうっと上映してくれていて、疲れたらときどき観に行っては 元気出す、というような役割をしてもらいたいくらい。
「赤壁2」のとりあえずの感想をネタバレに少し書きましたが、 「1」のとき、既に感じたのは、金城孔明は、諸葛孔明役の、 1つのスタンダードを作ったなということです。 今後、三国志の映画なりドラマなりが作られる時、 誰が諸葛亮を演じるにしても、役作りにあたって、 その路線を踏襲するのか、離れるのか、いずれであれ、 必ず避けて通れない存在になったなあと。
役者として、金城武の賢さは諸葛亮とほとんど同じだと思います。 撮影現場で、彼の役柄に対する理解度にも演技にも目を開かされました。 クランクイン前、彼は「三国志」「三国演義」を読み、 中国のドラマ「三国演義」に目を通し、大変勉強していましたね。 ただ、本人は非常に物静かでまじめな人なのですが、 私が想像する諸葛亮は活発な人なんです。 そこで、彼には特に、肩のこらないセリフやシーンを与え、 彼自身も心楽しくあってほしいと思いました。 (申江服務導報 2009.1.14より)
監督の思いと指導、金城武の個性と俳優としての力、 それが全く新しい孔明像を生みだしました。 あっぱれ、です。
BBS ネタバレDiary 23:30
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