武ニュースDiary
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2009年01月25日(日) |
外灘画報から赤壁関係 |
「赤壁2」はどうやら「1」よりも面白いと評判のようですね。 ストーリーはかなりオリジナルな要素が強くなっているようですが。
「2」関係で中国の雑誌や新聞にいろいろ記事が登場している、 その1つ、「外灘画報」という雑誌に結構長い記事が載っているそうです。 つい先日までサイトに表紙と記事がありましたが、今日見たら、 もう新しい号に変わってしまったみたいでした。 でもここで読めます。 写真は違うものでしたが。
内容は、これまでのいろいろな記事から抜粋して構成したようなもので、 あまり新味はありません。 インタビューもありますが、それも大体いつもの内容。 ただ、一部、読んだことのない部分もあり、そこだけ抜き書きします。
(前略)ジョン・ウーはもともと、諸葛亮のイメージを 演義とは全く違うものにしようと考えていた。 扇は持たず、神通力もなく、しかも甲冑を着て戦場に立つ。 特に、諸葛亮のトレードマークである鵞鳥の羽の扇は、 彼は本来周ユのものだと考えている。 というのは、史書には言及が一切なく、一方蘇東坡が「赤壁の賦」で、 周ユの描写に「羽扇綸巾」という言葉を使っているからだ。 そこで、初めのストーリーでは、赤壁の戦いの後に、 周ユが諸葛亮に記念として贈ることになっていたのである。
金城武は監督と何度も話し合った。 彼は扇は小道具として残しておくべきだと思った。 特に、南東の風を起こすとき、もし扇がなかったら、 その美的感じを画面として表現するのが非常に難しくなる。 結局、監督が金城武に説得されて、ガチョウの羽扇は残され、 諸葛亮が馬に乗って戦うシーンは削られた。
脚本の陳汗は、ある朝6時に金城武のアシスタントが、 金城武が脚本の役について少し話をしたがっているので、 来てはくれまいかと電話してきたことを今でも覚えている。 空はまだ暗かった。陳汗が金城武に会ったとき、 彼はすでに自分の車の中にいた。 そしてメイクの準備をしながら、自分の役について新しい考えを話し始めた。 「彼は本当に勉強家です。 朝早くから脚本のことを相談したいと言ってくる俳優はめったにいません。 今、この役は論理的にも、造形的にも、よりみんなに受け入れられやすいものになりました。 金城武自身がものすごく考えましたね」と陳汗は語った。(後略)
戦場に出ないと、自分の出番が減るのにね。
ところで「k-20」の上映が延長されたとはいえ、映画館は大きく変わってしまいそうなので、 まだ残っていた東宝の前売り券消化のため、日劇に行ってきました。 この映画、見た後が気持ちいいですね、何回見ても。 特にラスト近くに平吉と葉子の別れがあるのが大きいかも。 本当にベタで、次に何があってどうなるか、予想すればできるシーンなんだけど、 それを2人ともとてもうまく演じているから、心地よさになる。 ちょっと切なくて、でも悲しいとは言い切れなくて。 何度見ても新鮮です。 実は癒しの映画なのかも。
BBS ネタバレDiary 23:20
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