武ニュースDiary


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目次前の記事新しい日記


2008年03月03日(月) また新作?●喫茶店

(チアン・ウェン)の一番新しい映画は何か?
「太陽照常昇起(日はまた昇る)」? 外れ。その答えはもう古い。

私はよく本屋を見て回る。1つには習慣から、
また1つにはテレビドラマ化できるものがないか見るためだ。
去年のこと、天河ブックセンターの三聯書店で、張北梅氏の小説『侠隠』を求めた。
ストーリーは複雑なものではなく、1人の侠客が1936年に師の仇を討つため帰国し、
北京陥落後、やっと願いを果たすことができたというもの。
テンポはゆったりとして、休みの日に、ゆっくり読むのに適している。

物語の分量が映画1本分にちょうどよかった。
だが、今私には映画をやる力はない。
テレビドラマにするとしても、あの時代をよく知っていて、
しかも脚色の上手な人間に入ってもらわないとだめだ。

私はすぐに著作権の代理人に連絡をとった。
なんと、張北海は、シルビア・チャンの叔父だったのだ。
上海映画祭では、2、3の映像製作会社が私の勧めで小説を買い、至急検討してくれた。

事情に通じた者の見るところは同じだった。
テレビドラマメインの会社では、すぐ映画にとりかかるのは非常に難しい。
そこでそのままになり、1年近く経とうとしていた。

先週、上海文広集団の中国テレビ番組トップチャート上海地区表彰式に出席したところ、
昔馴染みに会い、「侠隠」が既に彼の会社が
正式にプロジェクトとして立ち上げていることを知った。映画だという。

事の起こりはシルビア・チャンが姜文を訪ねたことだった。
姜文はその会社の社長を訪ねた。
社長は企画化するか検討するためにその小説を持ってきたという。
友人は「『侠隠』? みんなで読みましたよ」と言った。

ただし、姜文は再び監督と出演をするが、演じるのは映画「侠隠」の主役ではない。
助演であり、主役は金城武である。
これは期待できる映画であり、姜文もきっと同じように期待しているに違いない。
(華明・文 沃華伝媒網 2008.3.3)


姜文 → Wikipedia
張北海の『侠隠』 → (中国語)
華明 → 南方電視台編成室副主任

一部、意味がはっきりとれなくて省略してあるところがあります。
確認後、補います。元記事は、ここ




喫茶店

お知らせいただきました。
小西さんが金城さんに教えてもらって行った、という喫茶店、ここなんですね。
ちゃんと席も示してくださって、なんか、楽しい。

KOBE Blog 2月20日「はた珈琲店」の項参照


「ピクトアップ」という映画雑誌に筧監督のインタビューが載っていました。
それを読むと、「死神の精度」は、筧監督デビューのためのプロジェクトだったみたいです。
筧監督に才能を感じた堀部プロデューサーが、長編劇映画に起用しようとし、
しかし、新人のオリジナル脚本ではハードルが高すぎるため、
オリジナルを希望する筧監督を説得し、これはと思える原作を探していたのだとか。

で、堀部さんが言うには、「死神」の映画化の話を持ち込まれ(誰にだかわからないんですが)、
これを金城君が読んで面白いと言っていたと。
そこで自分も読んだら、すごく面白かった。
筧さんに読ませたところ、本人もインタビューで言っていたように、
ものすごく響くものを感じて、これに決まったそうです。
私は堀部さんが金城さんに読ませたと思っていたんですが、違うのね?

こういうわけだから、出演者も手堅い感じですよね。
ま、物事は同時に進んでいくので、筧監督メジャーデビューの他に、
金城武に、ふさわしい良い作品で邦画を再び、というのも懸案としてあっただろうし。

そう考えると、撮影中、武がいろいろとアイディアを出し、
監督と話し合いながら進めていったというのも、
一見、今までと変わりないように思えるんだけど、
撮影中のインタビューでは、なんとなくその点が目立っていて、
「?」という感じがしないでもなかったのですが、それは、
この新監督のデビューを助けようという気持ちもあったのかな、と。

そしてまた、サプライズ試写会まで出かけて行ったという未曽有の出来事も、
「ウィンター・ソング」以来の変化の流れと考えることもありですが、
映画のため、というのプラス、監督応援のため、という気持ちがあるんでないか。
試写会登場は、初日舞台挨拶できないよ、ということかもしれないが、
全国を駆け回っている、こういうこと全く初体験の筧さんの
応援の心も込められているのかと、思ってしまいました。


 BBS  ネタバレDiary  22:15


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