武ニュースDiary
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2007年04月29日(日) |
予告編と3人の出演者byピーター監督 |
ピータ−・チャン監督の取材があったようです。 予告編が洩れた件についても答えていますが、これまでと大差ないので省略、 なお、今日から大陸では映画館で予告編上映が始まったとか。 You Tubeに上がったものと全く同じだそうです。
You Tubeのものはやっぱり削除されてしまいましたが、 公の上映が始まったので、騰迅娯楽独占でサイトにアップされました。 結構きれいで、大きくしてもかなりいい感じで見られます。保存もできますよ。 → こちら
以下、予告編と出演者についての話ですが、 騰迅娯楽よりも新浪娯楽の方がやや丁寧なので、そちらを。 一部、重複しない部分を騰迅娯楽で補います。
(前略) 第1予告編にシュー・ジンレイの姿なし
この100分に足りない予告編には、ひとりの女性の顔が見えない。 劇中、アンディ・ラウとジェット・リーが共に深く愛する女性 ――シュー・ジンレイである。
これについて、監督のピーター・チャンは、これは最初の予告編であり、 こんな映画が公開されますということを伝えるだけのものだと説明する。
「1分半で戦争について語り、愛についても語ろうとすると、 このシーンにはシュー・ジンレイは出てこないから、ポンと彼女の話に飛んで 別のアクションでないシーンを入れる、そうしたら、少なくとも3分は必要だ。 予告編の第2弾でも彼女が出てくるとは限らない。 これに続いては、兄弟の情誼と契りについてのもの、愛についてのもの、 最後に陰謀についての予告編がある。 大体4本上映することになるだろう」
だが、シュー・ジンレイの演技については、ピーター・チャンは高く評価している。
「本当にいい演技だった。彼女は緊張しないし、質問もしない。 あるシーンを演じた後、もう1度、2度演じても、演技が全部違う。 こういう俳優は少ない。 彼女は多くの選択肢を与えてくれる。彼女との仕事は楽しい」
以前起用して非常に良い結果を生んだジョウ・シュンとの比較について、 ピーター・チャンは2人は全然比べられないと言う。
「ジョウ・シュンとは毎日話をしたし、どんなことでも話をした。 ジョウ・シュンは非常に感性の役者で、愛について多くの考えを持っていた。 私たちの交流は友人同士のようだった。 シュー・ジンレイは話をする必要がない。 言われたとおりにやるし、それも非常に的確だ。 彼女にはプレッシャーなどないように見える。監督にもプレッシャーを与えない。 2人は全く別の演技方法なんだ」
3人の男優にはそれぞれの良さが
予告編の作り方には普通2通りある、とピーター・チャンは笑って言う。 1つは、映画自体はどうであれ、とにかく人を映画館に送り込んでしまえ、 というもので、それはあまり自信のない映画の場合だそうだ。 この「投名状」については、ピーター・チャンはこう語った。
「私は自信を持っているし、その自信は盲目的なひとりよがりのものではない。 興行面では、こんなに大スターをそろえていることが保険そのものだ。 観客だって、映画館に行ってみたら、予告編で見たものばかりだなんていやだろう。 だからたくさんとっておくつもりだ」
また、彼がこの映画の興行成績の保証であるとみなす、 3人の中国映画界第一線の大スター――アンディ・ラウ、金城武、 ジェット・リーへの評価はほとんど褒め言葉ばかりで、 ただ、3人の良さはそれぞれに違うというだけだ。
「私はこの映画での一番の驚きはジェット・リーだと言ったことがある。 彼は心理演技が特に多く、アクションもあるし、恋愛場面もある。 以前はほとんど見られなかったものだ。 一般にジェット・リーはカンフーの王者だと思われているが、 この映画では心理演技の方が絶対的に多い。
脚本ができたとき、これは彼の役だ、と感じ、それでいっていいと思った。 途中、疑問を持った人もいて、アンディ・ラウとジェット・リーの役を 調整した方がいいのではないかと言われた。 というのは、ジェット・リーの方が大人で落ち着いて見えるから、頭目らしい。 しかし、結局変えないことにした、つまりいわゆる逆のキャスティングをした。
人は、女性がアンディ・ラウを捨ててジェット・リーを好きになるなんて、 どうしたらそうなるだろうと思う。 この映画ではアンディ・ラウの妻がジェット・リーを好きになってしまうのだ。 こうして、もっと面白そうに見えてくる」 とピーター・チャンは言う。
(ジェット・リーについての部分、騰迅娯楽では以下の通り: 以前ピーター・チャンは、ジェット・リーの「投名状」での演技が 最も嬉しい驚きだったと語ったことがある。 これは、アンディ・ラウと金城武の演技がよくないという意味では 決してないと彼は言う。 ただ、ジェット・リーのこの映画での演技が、 彼のそれまでの演技と大きく違ったものなので、目だって見えるだけだと説明する。
ただし、ピーター・チャンもどうにもできない感を抱かせたのは、 ジェット・リーが相変わらず女優とのラブシーンにしり込みし、 そのため、シュー・ジンレイのラブシーンの撮影中、とても緊張していたことである。
ピーター・チャンはジェット・リーに、 「どうしてそんなに恐れるんだ、ただの演技でほんとのことじゃないじゃないか」 と強く言ったこともあるが、手の施しようがなかった。 「彼は本当にこわいんだ」
それでもその後、ピーター・チャンがある方法をとるようになってから、 この難題は解決し、画面ではそれらしく見えながら、 2人の俳優が気まずくならなずに済んだのである。 この方法は、いつかメイキングで見られるだろう)
「アンディ・ラウは、今回今までと非常に違う役を演じている。 かねて、私は彼は頭の役を演じたことがないなと考えていた。 もちろん、最近の『門徒』は違うが。
『投名状』で、彼はサモハン・キンポーにならって演じている。 話をしているとき、自分はやせたサモハン・キンポーだと言っていた。 今回彼には、ああいうさっぱりした大男の感じが、頭(かしら)の勢いがある。 私はいつも言っているが、彼は自分の役のリズムをうまくつかめるだけでなく、 映画全体のリズムを作り出すことができる。 俳優達の中では彼が最も経験豊かであり、それは監督になるに十分だ。 私よりも確かでさえあり、いろいろと提案してくれたが、どれも良かった」 ピーター・チャンのこの評は、心からのものであった。
「金城武は常に感情によって演じるが、この役も最も感性の強い役だ。 彼は非常に不安を抱えている。 だが、彼の特徴を理解して、話をすれば、想像を越えた良い演技をする」
また、ピーター・チャンは金城武のヒゲ姿はとても素敵だと思っている。 1度、剃ってしまった方がいいという提案もあったが、 最終的には、映画全体である1シークエンスだけがヒゲなしで、 ほとんどの部分は、その、豪快な中に どこか野盗らしさを感じさせるヒゲ姿が残されたのだった。 (新浪娯楽 2007.4.29)
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