武ニュースDiary
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2007年03月11日(日) |
孔明役は合わない?他 |
「赤壁」
「三国志」は子どもの頃にダイジェストで読んだきり、 映画の「赤壁」も、群像劇だし、中国の時代劇、あまり見たくないしで、 ジョン・ウーとは仕事してほしいと思っていたものの、 全く気にしてなかった作品への急遽出演。 トニー・レオン降板による突然の代役出演ということで、 かなり驚きはありましたし、意欲的な仕事振りはうれしいけれど…… という程度の、無知ゆえの淡々とした心境も。
しかし、ゆっくり考え直すと、大スター集合といっても、 メンツを眺めると、これ、ユンファ、トニーがっぷり四つの2大主演だったのかも。 とすると、武は「赤壁」の主演になっちゃったの? それもユンファが相手の? そうだわよね、よく考えると、 赤壁と題する映画の諸葛孔明役なら、大役に決まってる。 あらま、じゃ、やっぱりこれ、大変なことだっんだ――と、 大いに遅まきながら、ことの重大性を悟ったところです。
大陸のネットでは、みんな、武では役のイメージに全然合わないと思ってる、 というネタがさんざん書かれております。 いわく、上背があって、端正、それに年齢面は合うが、気質が全然違う、 深謀遠慮の賢さが足りない、美男すぎる、だのの、 くだらない理由からなので、全然気になりません(ファンとしてですね)。 何かっていうと「帥」すぎる、って、中国の男はそんなに不細工ばかりなのか。 これほど賢さと品のよさを感じさせる若者もいないでしょうに。
今日の華商報がやはり、合っていないという一般の評を取り上げた後、 武のマネジャーの張さんに昨日電話で、その話題をぶつけ、 話を聞いたと、次のように書いていました。
(張さんの返事)「『赤壁』の諸葛亮役は、既に金城武に決定しています。 一般の人の疑問については、金城武はあまり考えていません。 全身全霊で、目の前の仕事をしっかりやるだけです。 ジョン・ウー監督がこのように選択をしたのですから、 彼なりの考え方があるはず。 金城武は全力で向かい、映画ができたときに、 観客に認めてもらえる仕事になっているといいと思っています」
ということですが、ウー監督が選択したのだから、云々、という一節は、 他の記事で読んだ文章と同じ言い回しなので、 ほんとにこう言ったのか、ほんとにインタビューしたのかと、 思わず疑ってしまいました。 まあ、マネジャーだからホントに聞いたのかもしれませんね。
というのも、少し前、武に取材したと、短いけれど 武の声を載せていた新聞もあったんです。 でも、今、本人に取材なんかできる? 中国の芸能新聞は作文もやりかねないので、 どうしても慎重になってしまいます。
全然情報の出ないと前にも書いた「刺馬」の武ですが、 ファンの目撃情報はあがっていて、ちゃんと撮影しているようです(当然ですけど)。 頼めば、こちらでも紹介させてくれるだろうと思うんですが、 なんとなく、そっとしておきたい気持ちも今回はして、 いまだにそのままですが……多分、そのうち……
「傷城」
ところで、香港のファンが、テレビで、 「傷城」の2人の監督をチャップマン・トーがインタビューするという 番組があったと書いてくれていました。 それによると、
監督達は、初めは丘建邦役に、 韓国の俳優を使うつもりだったのだそうです。 ところが、その後、トニー・レオンが、 「ということは、撮影の間中、その人はずっと ぼくに韓国語で話すということ?」とたずねました。 そこで、監督達も、2人の主役の出番は同じくらいなのだから、 もし、ずっと違う言葉を使うのだとすると、交流が難しくなると考え、 結局、金城武を選んだのだ、ということでした。
なんで韓国人……と、聞きたい気がしますが、 トニーの言葉が発端で、武出演に至ったということなんですね。
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