武ニュースDiary


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2006年12月04日(月) 「刺馬」製作発表記者会見行われる

今日の会見では、文字による中継がありましたが、とりあえず
ピーター・チャン監督のところから、始めて、以下、少しずつアップしていきます。



ピーター・チャン みなさん、ありがとうございます!
実は10年前に、ジョン・ウー監督の「英雄本色」を見てから、
いつか本物の男同士の情義、兄弟の情誼の物語を撮れたらと思うようになりました。
この10数年は男女間の愛の映画ばかり撮っていましたが、
この作品は3人の男の話で、ですからとても期待しているのです。

そして、ここ数年の間に、誰でもよく知っていて、歴史の本を見れば誰でも読める、
清朝末期の物語「刺馬」を選びました。
この話には10いくつものバージョンがありますが、
彼らが殺された本当の理由を解き明かしたものは1つもないのです。
けれど、人間性という視点から出発すれば、
戦乱において、乱世において、英雄を出しやすい時代には、
英雄と兄弟の情誼の物語が生まれるものです。

1番わくわくするのは、3人の、こんなに一枚看板ぞろいで、こんなに際立った、
こんなに魅力のある俳優でやれるということです。

昨日、何シーンか撮って、それぞれクローズアップシーンが1場面ずつありました。
そのシーンを見て、スタッフ全員がとても興奮しました。
だから、この後の4ヶ月、一緒に仕事をするのが大変楽しみです。

司会者 ありがとうございました!
確かに、3人の主演者の方が登場されたときは、秘めた力強さを感じました。
また、3人の国際スターが初めて共演するわけですが、
それぞれの映画への期待や感想をお聞きしましょう。
まず金城武さん、お願いします。


金城武 こんにちは、金城武です。
4ヶ月? ぼくは2ヶ月と聞きましたけど?(笑)

「刺馬」に参加できると言うこんなチャンスをもらって、
とても楽しくて、とても嬉しいです。
初め、監督と話が始まったときに、
これから撮ることになる「刺馬」を初めて見直しました。
当時の特撮技術で、あのような作品が撮れるのは、いいなと思いました。
でも、今リメイクするのは挑戦ですね。
けれど、ぼくはチャン監督とは仕事をさせてもらったことがあります。
確かに監督の作品はみな恋愛映画で、
今度は兄弟間の感情を映画にしなければならない。
彼にとっては1つの挑戦だと思います。
ですから、喜んでこの映画に参加したいと思います。ありがとうございました。

司会者 ありがとうございます!
金城さんが登場されたとき、私はすぐ側にいたのに、わからなくって、
じっと見てしまいました。
そのヒゲは、この映画のために伸ばしたのですか?


金城武 そうです、2ヶ月以上伸ばしています。
途中でちょっときりましたが、
それはそのときはまだ、どのくらいにするのかはっきりしていなかったので。

司会者 今のかっこうで決まりですか?

金城武 今はこういう形です。
ストーリーの時期によって違いますから。
その時期時期で長さも違うんです。

司会者 髪の毛は?

金城武 髪もこの形です。

司会者 髪の毛の下はすこし剃っているんですか?

金城武 はい、この映画のために。

司会者 この話では、髪は長いままじゃなければいけないそうですが。

金城武 長くなきゃいけないんではないんです、全部剃れないんです。
先に他の仕事の契約があったもんですから。
できるだけのことをするしかないですね。
本当は、ぼくはすごく剃ってしまいたい、剃るなら剃る。
でも剃らないということなら、できるだけ合うようにします。

司会者 どうであれ、素敵な男性がどんな姿になるかはとても楽しみです。
ありがとうございました。では、アンディ・ラウさん。


アンディ・ラウ 実はぼくはずっとチャン監督と仕事をしたいと思い続けてきました。
「刺馬」はぼくが若い頃、映画館で見た映画でもあるんですよ。
昔、張徹と映画を撮ったことがあるんです。
今の俳優でぼく以外にいないと思いますけど、
(ジェット・リーに?)張徹と映画を撮ったこと、ありますか?
ないですか、ぼくはあるんですよ、ホント。(笑)
彼の「上海13」だったと思うけど、ぼくを使ったんです。
1人末弟の役が余ってしまって人を探していたとき、ぼくを使った。

彼は武侠映画に非常に優れた監督でした。
で、ピーター・チャン監督が武侠映画を撮ったのは見たことがありません。
武侠映画は恋愛ものの監督にとってどのようにうまくできるものか、
ぼくはまだわかりません。
だから3ヶ月つきあうんです(笑)
(武)は2ヶ月、ぼくは3ヶ月。
この3ヶ月にとても期待しています。
というのも、数日一緒に撮影しましたが、彼はすごくのめりこんでいる。
これからの日々、まったく違った武侠映画の登場を見たいものだと思っています。
ありがとうございました。

司会者 あなたの役は……?

アンディ・ラウ 兄弟の2番目です。

司会者 ついて少し話してくれませんか?
その役は、もめごとと大きな関係があるんですよね。


アンディ・ラウ 僕の役は、兄弟の情を非常に重んじる人です。
物語の中でいろんなことをするんですが、
それは全部周りの友達のためなんです。
そして、何の教養もないけれど、馬賊の長になる。
その後、1人の兄貴を得て、ぼくたち3人は契りを結び、
(ジェット・リー)が兄貴、ぼくが次兄、彼(武)が末弟だ。
この話はすごく長いから言うのは難しいよ。
もし聞きたいなら、監督に聞いたほうがいいと思うな。

司会者 ありがとうございました! ジェット・リーさんお願いします。

ジェット・リー 新聞記者のみなさん、おえらいさん方、こんにちは。(笑)
偉い方々がいらっしゃいますから、質問されるといいですよ。
どうやら、ぼくが1番悲惨なようですね、どうして4ヶ月なんですか、
あの人たちは2ヶ月と3ヶ月なのに。

実はこの映画に出演を決めるとき、監督がぼくを訪ねてきて、
ちゃんと準備してきた第一句が、自分はこれを武侠映画と思っていない、
なぜなら、君がもう武侠映画に出ないのを知っているからだと。
これは反戦映画で、
戦争と言うのは人に痛みと苦しみをもたらすものです、というものでした。

この言葉はとても面白かったですね。
監督はぼくに武侠物ではない映画を依頼している。
もちろん、ぼくもいろいろたくさんのことをきめるけれど、
1人だけできめるのではありません。
後ろに大勢の知恵袋が控えているんです。
その全員が、ピーターという監督は非常に才能があるから、
絶対出るべきだと言うんです。
だから、香港の友人も、アメリカの友人も、
みんなが肯定的なアドバイスをしてくれたので、出演を決めました。

これはぼくにとって大きな挑戦でもありました。
というのは、ぼくが演じてきた役の大部分は比較的伝統的ないい人、
まじめな人だったからです。
今度のこの役はちょっと冒険で、実はとても心配もしているんですよ。
監督には、ずっとこう話しています、
ぼくは学生と同じですから、全くお任せしますので、
あなたの手でこの1枚の白紙を、他とは違うものに仕上げてくださいと。

もちろん、とてもうれしいです。
今までこのお隣の大スター(アンディ)とは共演したことがなかったですし、
あまり付き合いもありませんでしたから。
中国人も外国人も、この人の仕事熱心さのことを話してくれましたよ。
100本以上の映画に出演して、慈善事業も、歌もやって、
この期間に普通の人の2倍分も3倍分も生きるぐらい充実しています。
彼の歩みを見るのはとても面白いし、勉強にもなります。

金城武は言うまでもありません。
ぼくたちは10年前に共演したことがあり、
今また共演できるのは、もちろんとても嬉しいです。
ますますハンサムになりましたね。(武苦笑)
映画を、中国人の映画であるけれども、
世界中の観客が見る映画ができたらいいと思います。
中国人は平和を心から愛する民族です。

司会者 ジェット・リーさん、素晴らしい言葉をありがとうございます。
ここには3人の主役がそろっていらっしゃいますが、
映画には必ずヒロインがいますね。
我々のこの映画のヒロインはどうなんでしょう。
監督、まだ決まっていないのですか?    (続く)


急ぎの訳なので怪しいところもありますが、
後で訂正を入れます。
今日はここまで……。



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