武ニュースDiary


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目次前の記事新しい日記


2006年11月01日(水) あれこれ(傷城、刺馬、如果・愛)

●「傷城」の新しいスチールと撮影現場エピソードが公開されましたが、
ネタバレに近づきつつあり、とにかく知りたくないのでチェックするのもヒヤヒヤもの。
画像は紹介してくださっているところもあるので、そちらでご覧ください。

●「刺馬」の主演女優、マギー・チャンは脚本を読んだが興味を持てず、婉曲に断り、
スー・チーは内部に異論あり、これも決まらずとのりんご日報記事が出ていますが、
本当かどうかは、とにかく待つしかありません。

●テレビで流れているCM、AMUさんが見せてくださいました。→こちら

●雑誌がひっきりなしに出て、確かに1ページものとか多く、
件数は多いが取り上げ方は比較的小さい。
でも、それぞれが工夫されていて、「スペトラ」のときのような
本当に“どれも同じ”感はありませんね。

時間がなくても、あのときのような合同取材は行わず、
こまめに対応したのでしょうか。
感心するのは、どれもほぼ同じ内容ながら、
何かしらほかとは別の面白いひとことが入っていることで、
取材者の腕ももちろんあるかもしれないけれど、
今回は話し手の武の貢献ではないかと。
そんなところにも彼の変化と成長がうかがわれるのです。

31日に発売された「スクリーンプラス」は、私も見て、びっくり。
表紙の目立つこと。
ページ数も、あれ、まだまだ……というように、たっぷりとってくれて、ありがたい。
今回は他が少なめだっただけに、うれしいことです。

その上で、相変わらず「スクリーン」は作りが雑だなあと、思ってしまいます。
ファクト・チェックがされてないんですもの。
お気づきと思いますが、チャン・イーモウをチェン・カイコーとしているのは、
筆者はうっかり書き間違えたとしても、編集部は気が付かなくちゃ。
そして金子裕子さん。
自ら武ファンと名乗り、いつもうれしいことばかり書いてくださる。
今回もまた、あまり武になじみのないであろう若い読者向けに、膨大な解説を提供。
ただ書くだけでも大変で、私もファンとしてはありがとうと言います。

しかし、前から感じていたんですが、書くときに確認作業をしないのかなあ。
間違いが多すぎて、せっかくの文章もなんだかなあと思ってしまいさえします。
私は広い意味で同業だから、気になってしょうがない。
こんなに事実誤認、あるいは記憶違いを気にせず書かれると、
ほめてもらってもありがたみが薄れてくるのです。

一応、チェックしておきます。

・スカウトされたのは街でじゃないですよ。
(同級生の母親の関係でCMに出たのをフーロンが目をつけた)
・でもって、高校は卒業してません。(中退)
・台湾四小天皇は「天王」ね(あ、これは誤植レベルかも)。
・香港のホテルのロビーでカーウァイに見初められて「恋する惑星」出演というのは、
伝説ではあるけれど、事実と違うことは、映画の専門家なら知っておいてほしい。
(カム・コクリョンがカーウァイに推薦。
コクリョンとホテルで話をしていたとき、たまたま武を見たのはホント)

(で、事実関係ではないけれど、このときの日本語のせりふはたどたどしくないよ。
流暢なので、初めて彼を見た観客はびっくりしたんでしょ、と私は思う)
・「二千年の恋」の役柄の取り違えは、ファンなら普通しないでしょう。
見たことないんじゃないだろか。
1度でも見た人なら、間違えるとは考えにくいです。
(正しい答えは言うまでもないですね)
・「ニューヨーク・デイドリーム」出演は“ハリウッド”進出ではない。
(独立系の作品)
・「1年に1作」の「お仕事セーブ」は00年からじゃなく、99年から始まってます。
「君のいた永遠」が99年唯一の出演作ということは、
当時、日本でもあちらでもわざわざ言われてました。

ざっと見ただけでこんなに気になるところがある。
今、あげたのは、あら探しや意地悪じゃなく、
ファンでもあまりまだ詳しくない人のためにと注釈したのですが、
金子さんには、ぜひ、物書きとしてがんばってほしいとエールを送っておきます。
編集部も、プロの仕事をお願いします。

――とはいえ、これだけの記事をのせてくれたのですから、
もちろん、買いましょう!
表紙のためだけでも価値あります。


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