武ニュースDiary


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2006年10月26日(木) 「刺馬」ニュース●「傷城」撮影エピソード●金馬奨は欠席

昨日の分ですが、「刺馬」のより詳しい記事です。


ジェット・リー、金城武、アンディ・ラウ、
まもなくツルピカ姿に


金馬奨で大人気の「如果・愛」の監督ピーター・チャンが、
張徹の名作アクション映画「刺馬」をリメイクするが、
そのため3大天王のジェット・リー、金城武、
アンディ・ラウ(姓の筆画順)の髪はすべて剃らせることになる。

「如果・愛」は金馬奨12部門でノミネートされたが、
監督のピーター・チャンは
来月25日に行なわれる授賞式には出られないかもしれない。
というのも、新作「刺馬」のクランクインとぶつかる可能性があるからだ。
昨日、彼は北京で電話取材に応じ、こう語った。

「『刺馬』は11月末にクランクインを予定している。
ロケ地は北京、上海など5ヶ所。
撮影は来年4月までで、製作費は3億香港ドルにもなる。
これは私の初めての時代アクション映画で、
自分にとって今までで一番の大作でもある」

香港では、ピーター・チャンがジェット・リー、金城武、アンディ・ラウという
前代未聞の共演をオファーしたと伝えられるが、監督はこう言っている。

「複数の国にまたがる製作陣とそれぞれの出演者との契約に関わることなので、
私1人が勝手にキャストを発表するわけにはいかない。
まもなく行なわれうるアメリカ・フィルム・マーケット(AFM)で、
まとめて発表するまでは言えない」

金城武の所属事務所フーロンと
アンディ・ラウの事務所である台湾映芸に確認したが、
双方とも「接触はしているが未定です」と異口同音の返事で、
かなり慎重な対応であった。

「刺馬」は張徹監督の古典で、歴史上の伝奇物語をもとにしたもの。
清の時代、黄縦(陳観泰)、馬新胎(ティ・ロン)、張文祥(姜大衛)は
義兄弟の契りを結び、世に打って出る。
馬新胎は黄の妻に横恋慕し、権力を握ると、黄縦を謀で死に追いやってしまう。
張文祥は練兵場で馬を殺し、黄縦の仇を討つ。
ピーター・チャン版のストーリーはオリジナルとは大きく違っており、
今のところの構想は、ジェット・リーが黄縦を演じ、アンディ・ラウが馬新胎、
金城武が張文祥役である。
いずれも同様に重要な役で、三雄並び立つ形だ。

ピーター・チャンは、誰がどの役を演じるかについては固く口を閉ざしているが、
清朝時代の話であるから、男優達は頭を丸めるのかどうかという質問には、
電話口で笑いながらこう言った。
「当然そうすべきだよね、違うかい?」

ジェット・リーは黄飛鴻(拳法の達人で広東の英雄。
「ワンス アポン ア タイム イン チャイナ」の主人公)
を演じるときは必ず頭を丸めるし、
アンディ・ラウも「鹿鼎記」で剃髪姿になったことがある。
「万人のアイドル」で美男の金城武の剃髪姿はどんなふうになるのだろう?
その姿で金馬奨に出席するのだろうか?
ファンにとっては最大の焦点である。

ピーター・チャンは、
「刺馬」は自分が最も忘れ難い時代アクション映画だが、
しかし武侠映画を撮るのではなく、銃火器を使わない戦争映画であり、
戦いにおける人間の正と邪の部分が、
ねじまがり変形する様と対立、紛糾を描き出すものだ。
ハイウッドの「プライベート・ライアン」タイプの
銃火器を駆使する戦争映画とは全く別物だと、語る。

英語タイトルは「Violent Land」と決まっているが、
中国語タイトルは、観客はおそらく旧作と比較するであろうから、
別のタイトルになるかもしれないし、オリジナルのままということもありうる。
(聯合報 2006.10.25)



こちらは「傷城」撮影中のおかしいエピソード


金城武、「傷城」でおどけ、アンドリュー・ラウに叱られる

ピーター・チャン監督に「如果・愛」で非常に賞賛された金城武だが、
アンドリュー・ラウの「傷城」では、大声で叱られることになった。
というのも、金城武とチャップマン・トーが互いにノッて、
なんと撮影中に勝手にセリフを増やして上着を脱いでしまったからで、
アンドリュー・ラウは怒りながらもひどくおかしがった。

「傷城」はアンドリュー・ラウ、アラン・マック両監督による、
「インファナル・アフェア」以後、映画ファンが最も期待を寄せる作品で、
トニー・レオン、金城武、スー・チー、シュー・ジンレイの間の(中略)復讐物語である。
悲しく孤独な都市の雰囲気を出すために、
アンドリュー・ラウは俳優達に革の服を着せ、冬のシーンを撮影した。
38度の気温で冬の服装をすれば、たとえ大スターであろうと汗びっしょりだ。

チャップマン・トーは「インファナル・アフェア」にも出演しているが、
現場では大変冗談が好きで、彼と金城武はすぐになじんだ。
ある日、猛暑の中、トタン屋根の部屋で撮影をしなければならず、
中にいるとオーブンであぶられるような暑さだった。
すると、チャップマン・トーと金城武は、
なんと自分たちでセリフをつけ加えてしまったのである。

2人で部屋に入ると、1人が「ここは暖房してあるな」と言い出だし、
もう1人が「じゃあ、上着は脱ごう」と受けた。
2人は言いながら、もう上着を脱ぎ始めたので、
監督のアンドリュー・ラウはただちにカットの声をかけ、2人を叱りつけたが、
スタッフは、みな笑いをこらえるのに必死だった。

「傷城」ポスターがお目見えした。
トニー・レオンは正邪併せ持ち、金城武は智勇兼ね備えるが辛酸をうかがわせ、
スー・チーは再びセクシーに、シュー・ジンレイは落ち着いて個性的だ。
映画会社は、12月中旬の公開前に、
スター達の台湾来訪を強く要望することにしている。
(民生報 2006.10.25)



金城武、「刺馬」撮影で金馬奨には出席せず   9:20

金城武は常に金馬奨のプレゼンターとして強く望まれてきたが、、
昨日、マネジャーのヤオ・イージュンは、欠席が決まっていると、
こう語った。
「金馬奨の時期は、ちょうど新作の撮影中なんです」
新作はピーター・チャン監督の「刺馬」だと言われている。

金馬奨のノミネート・リストが発表され、
金城武主演の「如果・愛」は大挙12部門にノミネートされたが、
彼自身はノミネートされていないことと、
さらに授賞式の時は、ちょうど映画「刺馬」の撮影中であるため、
昨日、欠席が確定、「武迷」と顔合わせの縁はない。

ヤオ・イージュンはまた、
金馬奨には出席できないが、12月には「傷城」のプロモーションで
数日間台湾に戻るので、
そのときにファンの無念の穴埋めができるだろうと語った。
最近、ネットで、彼の名前を使いブログを開くということが
しょっちゅう起こっていることについては、
事務所は、金城武の中国語のレベルは低く、それに性格も控えめで、
しばらくはブログ開設は考えていないとコメントしている。
(聯合報 2006.10.26)


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