武ニュースDiary


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2005年01月19日(水) ハリウッドが注目する金城武

ハリウッド、「LOVERS」で金城武に大注目

「LOVERS」はゴールデングローブの外国語映画賞を獲ることはできなかったが、
この映画での金城武の鮮やかさが、ハリウッドの注意を引いている。
最近では、多くのアメリカの会社が、
彼のハリウッドでのマネジメントを行ないたいと言ってきている。
しかし金城武本人はためらっており、
その理由の1つが、ハリウッドで中国人が演じられる役柄が少ないこと、
もう1つが、彼いわく「こうしてもっと自由がなくなるんだろうか」ということだ。


金城武はまもなく北京に向かい、ピーター・チャン監督の新作映画に出演する。
彼の役は大スターで、ジャッキー・チュン、ジョウ・シュンと
ややこしい関係に陥るというもの。
彼は、両岸三地(中・港・台)の中国人マーケットだけでなく、
欧米などのマーケットにも興味を持っている。
彼の事務所には毎日あちこちからのオファーが届き、
様々な脚本が送られてきており、
日本にいる金城武のCM撮影や雑誌取材の他の大事な仕事が、脚本を読むことだ。

「LOVERS」が海外で好評を得たことから、金城武の美しく颯爽とした容姿、
不思議な持ち味が西洋の観客を大いにひきつけ、
少なからぬハリウッドの映画会社が
彼にアメリカに渡って活動するよう誘ってきている。
またある大手の会社も、彼の海外代理人として契約し、
アジア以外の地での彼の活動領域を広げたいと希望している。

金城武は数年前、アメリカのインディペンデント映画「ニューヨーク・デイドリーム」で
ミラ・ソルヴィーノと共演したことがある。
彼のマネジャーであるヤオ・イージュンは、
「ハリウッドは前から彼に興味を持っていました。
『LOVERS』以降、それが増えただけです」と言う。
金城武は少し前に「LOVERS」の宣伝のためにイギリスに赴いた。
毎日取材がびっしりで、町を歩いていると、彼を認めて名を呼ぶ人もいた。
アメリカ公開の宣伝には行かなかったが、
「Interview」などの雑誌が大編成で、彼を取材に日本にやってきた。

金城武は脚本を厳選する。
その上、人見知りで、よほど脚本が気に入らなければ出演しない。
商業的雰囲気濃厚なハリウッド映画とは相容れるのだろうか、
というのが問題の1つである。
が、欧米の映画への出演が、彼の仕事にとってグレイドアップになるだろうことは、
ヤオ・イージュンも認めている。
問題は、ふさわしい脚本がないことなのだろうか?
それとも「アンナと王様」のチョウ・ユンファのように
タイ人を演じなければならないことだろうか?
ヤオ・イージュンは笑って、
「金城武は少なくとも中国人や日本人を演じているのだから、
心配ないでしょう」と語った。
(民生報 2005.1.19)


BBS   11:30


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