武ニュースDiary


* このサイトはリンクフリーです。ご連絡はいりません。(下さっても結構です。^_^)
* 引用は、引用であるとわかる書き方なら、必ずしも引用元(ココ)を表示しなくても構いません。
* 携帯からのアドレスは、http://www.enpitu.ne.jp/m/v?id=23473 です。
* 下の検索窓(目次ページにもあり)からキーワードでDiaryの全記事が検索できます。
* バナーは世己さんから頂きました。
* Se inter ni estus samideanoj, kontaktu al mi. Mi elkore atendas vin, antauxdankon!


目次前の記事新しい日記


2004年11月15日(月) 愛さずにはいられない(中国BAZAAR)・1

韓国版「BAZAAR」誌にインタビューが出たとき、
初めて聞く名前の雑誌だと思いましたが、
「ハーパーズ・バザール」だったんですね。
その中国版に「不能不愛金城武」という魅力的なタイトルの記事が
掲載されたのは、ネットで知っていたのですが、
問い合わせするも、入手できないままでした。
これを、台湾のAliceさんからにゃおさんを通じて、
雑誌をスキャンしたものを見せていただくことができ、
訳させてもらうことにしました。

ただ、この記事、Aliceには気に入らないものだったそうです。
良くないので翻訳もいらないとのことでしたが、
ざっと目を通して、その言う意味もわかる気がするし、
しかし、全体のコンセプトはタイトルの通りと思うので、
Aliceの承諾を得て訳してみることにしました。
私の感想はまた最後にということにし、
とりあえず始めてみます。
長いので、数回に分割します。

金城武を愛さずにいられない

――長身でハンサム、はっきりとした顔立ち、深くきらきらした目、
黙って思いにふける時は、クールで孤高の雰囲気が漂い、
微笑めば、氷の峰も融ける。はにかむ様子と素朴さは子どものようだ。
大勢の女達が彼を1秒見るために、90分の面白くない映画も耐え忍ぶ。
「ラベンダー」が上映された時、ヒロインはこう問いを投げかけていた。
「もし天使を愛したら、地獄に落ちるの?」
女性観客は声をそろえて言う。
「天使が金城武なら、地獄に落ちるからってなんなの?」――

くの名前の『武』は、お父さんによれば意味があるそうです。
ぼくは11日生まれで、十と一を合わせると『士』という文字になります。
それでお父さんは、合わせて「武士」となるよう、武と名づけたんです」

1973年10月11日、金城武は台湾の天母に生まれた。
父親は日本の沖縄出身で、日台両地を頻繁に行き来し、
ウナギ養殖業を経営していた。
母親は台湾の美女、家族は彼を小武と呼ぶ。

デビュー当時、金城武が1番多く口にした言葉は、
「ぼくの姓は金城で金ではありません」だった。
後に、彼は少しずつ沈黙を学んでいった。

特殊な出身、複雑な言語環境、
これが多くの監督達が彼を気に入る1番の原因だ。
彼にとっては、アイデンティティと文化的コミュニケーションの問題こそ、
生涯の難題である。
 
金城武が大人気を得て、天王級の大スターに
なるべくしてなれる人物であることは疑いの余地がない。、
が、長年にわたり、彼はずっと自分を芸能界の主流の外に置いてきた。
東京に身を潜め、半年、1年と消息不明になることはしょっちゅうで、
私生活はさらに謎であり、忘れられることを全く恐れない。 (続く)

(柏法[女尼]文 張ロ米編集 ハーパース・バザール中国版2004年10月号)


BBS 1:00


前の記事あさかぜ |MAIL

My追加