武ニュースDiary
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2004年05月14日(金) |
電影局の審査員を感動させた「Lovers」 |
完成した「Lovers 十面埋伏」が電影局の審査に出され、 審査に当たった人たちを感動させたそうです。 後半、ネタバレを含みますので、構わない人だけ、反転して見てください。 私は、この程度なら、予告から少し予想つくので、 すでに中国語ニュースに目を通してきた人なら、まあ、OKかと思います。 できるだけ情報を入れたくない人はスルーしてください。
今、ちらっと見ると、いろんな形のネタバレが他にも出始めている模様なので、 そういうのはタイトル等で判断し、できるだけ、避けていくつもりです。
「十面埋伏」、審査上映で大きな反響を得る 画面の美しさは「英雄」に決して譲らず
一昨日、「十面埋伏」がひそかに電影局の審査に送られた。 複雑な物語と美しい画面の連続に、見た者からの反響は非常に大きく、 賛嘆の言葉がしきりに上がった。 中にはこの美しい悲恋に感動し、目をうるませる者もいた。
この映画を見た者の話によると、ストーリーは大変面白く、 ほとんど数分間ごとに山場が来る感じがする。 どの画面もチャン監督の美学が一貫して追求されており、 華麗ではあるが、上滑りせず、物語と非常に自然に融けあっている。 ストーリーはサスペンスに溢れ、観客は最初から最後まで気が抜けない。 ラブストーリーはそれを凌駕して全編中最も優れた部分と成り得ており、 特に若い観客の共感を得るだろう。
また、特殊効果が非常に見事だという。 重要な対決シーンは5つあって、 「英雄」の棋館、蔵書閣、胡楊林、九砦溝、 そして雅丹地の戦いの美しさに匹敵する。
牡丹坊の戦いでは、3人の名手が初めてその技を披露する。 全編中で最も費用をかけた室内シーンであり、 セットだけで2000万元が費やされた。
次は密林の戦いだ。 金捕吏が盲目の女を牢獄から救い出して逃げた後、 追っ手の役人達の猛烈な追跡に遭う。 激しいひづめの音、武器の疾風のごとき唸り、充満する殺気の中、 2人の主人公は緑したたる草むらを疾走する。
花の野での戦いで、初めて飛刀の絶技が姿を見せる。 監督がわざわざロシアの地で舞台として選んだ、鮮やかに咲き乱れる花の野に、 爽やかな風がそよ吹き、愛が生まれる。
竹林の戦い。 「グリーン・デスティニー」の竹林のシーンとは、全く違ったものだ。 「グリーン・デスティニー」が俗離れした軽やかで敏捷なシーンだったのに対し、 「十面埋伏」は垢抜けた動きの中に情け容赦のなさがある。 どの竹も命にかかわる敵となりうる。 草1本、すべて人を殺す武器と変わりうる。 監督は数十名の体操チームのメンバーを呼んで、 大きな回転動作によるアクロバット的表現の跳躍や格闘を導入、血闘と言ってよい。
雪上の戦い。 果てしない真っ白な雪の上で、2人の男性主人公が恩讐と情と遺恨に決着をつける。 小妹の命は2人の手にかかっている。 ラストは雪の静寂が悲愴な美しさをより際立たせる。 (新京報 2004.5.14)
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