武ニュースDiary


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2004年05月13日(木) フランスのマスコミによる紹介(Lovers)

フランスのマスコミ、「十面埋伏」に注目

チャン・イーモウ監督の「十面埋伏」は、今年のカンヌ映画祭では
コンペティション部門での賞取りレースに参加しないが、
それでもフランスのマスコミはこの中国の大監督の最新作に、
極めて大きな興味を示している。
国際的に知られる通信社、AFPが、この作品を紹介しており、以下はその要約である。

***

中国の監督、チャン・イーモウは、最新作であるカンフー作品
「十面埋伏」(Flying Daggers)をたずさえてカンヌ映画祭に現われ、
7月にアジアのマーケットで一斉に公開されるこの映画の強力な宣伝を行なう。

この作品は、2002年の作品「英雄」に続き、再び東洋のカンフーの世界を撮ったもの。
「英雄」は、公開時、中国大陸で2700万米ドルの興行成績をあげて
中国での新記録を打ち立てたのみならず、
低品質で安価な海賊版の誘惑――映画館に行かずに家で映画を見る――を防ぎ止め、
中国映画史上の神話を創り出したと言ってよい。

「英雄」と同様、チャン・イーモウは御用女優のチャン・ツーイーを、
引き続き「十面埋伏」で起用した。
チャン・ツーイーは2001年の米アカデミー賞外国語映画賞
「グリーン・デスティニー」に出演したことで、世界の映画界における地歩を固めている。
この他にも、香港の映画界・歌謡界にわたって活躍するスター、アンディ・ラウ、
日本の映画テレビ界の二枚目俳優、金城武
(原文では日本名でKanishiro Takeshiとある)が出演している。

アンディ・ラウと金城武の出演は、この映画がアジアの重要な映画マーケット
――香港、台湾から日本のような地域での好成績を収める助けとなるだろう。
歴史的文化的に、これらの地域では、スター結集のカンフー映画が
ずっと大人気を博している。

「十面埋伏」の背景は中国の唐朝(西暦618〜906年)。
映画の多くのシーンは中国西南部の四川省とウクライナで撮影された。
入り組んだ悲しくも美しい愛、仲間への裏切り、
そして皇権への挑戦まで描き出す物語である。

「十面埋伏」は今年のカンヌ映画祭では賞取りレースには参加しないとはいえ、
上映、さらには監督チャン・イーモウのスター達を引き連れてのカンヌへの登場が、
全世界のマスコミの注目を呼ぶことは疑いない。

また、中国マスコミの報道によると、本作品も巨大な製作費をかけた映画であり、
前回の「英雄」の総予算は3000万米ドルに達したが、
今回も2000万米ドルに及ぶという。
それ以前に賞賛を浴びたチャン・イーモウの作品は、、
「紅いコーリャン」「菊豆」「紅夢」など、みな低予算だが、
視覚効果が観る者に強烈なショックを与えた作品だった。
今度の作品もまた、観衆に深い視覚的印象を与えることだろう。
(新浪娯楽 2004.05.13)


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