武ニュースDiary


* このサイトはリンクフリーです。ご連絡はいりません。(下さっても結構です。^_^)
* 引用は、引用であるとわかる書き方なら、必ずしも引用元(ココ)を表示しなくても構いません。
* 携帯からのアドレスは、http://www.enpitu.ne.jp/m/v?id=23473 です。
* 下の検索窓(目次ページにもあり)からキーワードでDiaryの全記事が検索できます。
* バナーは世己さんから頂きました。
* Se inter ni estus samideanoj, kontaktu al mi. Mi elkore atendas vin, antauxdankon!


目次前の記事新しい日記


2003年12月27日(土) 朱延平の話

「Lovers 十面埋伏」は、いよいよワーナーのHPにアップされ、
やはり、公開は来年夏ということで、
中国語圏を狙った「向左走、向右走」とは違う戦略で
プロモーションがされるようですね。
こうなれば、あとは、待つだけ。

ところで、KIMIKOさんが香港のサイトで貼ってくださった
過去の記事、多分朱延平監督に関する文章から、
武の名の出るところだけ、カットして紹介してくださったと思うのですが、
それをちょっと。

***********

もちろん(朱延平は)ジャッキー・チェンと金城武も撮ったことがある。
この芸能界の勝利者達を語る彼の言葉は、相変わらず率直で、可笑しい。
「ジャッキー・チェンは、若いときは不細工きわまりなかったな。
後で二重瞼にしてからは、かっこよくなったが。
こんな醜男がこんなに人気者になるなんて、まったく想像できなかったよ」

彼は何はばかることなく、またこう言うのだ。
「金城武は以前は丸太ん坊みたいだったよ。
四小天王の中で一番ギャラが安かった……
私は彼のことをすごく生き生きしたヤツだと思ったので、コメディをやらせてみたら、
なんとまあ! すごく呑み込みよかったわけだ」

金城武は、今でも朱延平とは良い関係にある。
台湾に帰るたび、朱延平を食事に誘うのだ。
ではあるけれども、彼が朱延平のもとで光り輝くことはなかった。
朱延平もいさぎよくそれを認める。
「そうだな。しかし彼は博士課程まで行ったけれど、
少なくとも幼稚園時代は私が教えたんだ。今の彼の演技はすごくいいよ」

「また彼で映画を撮らないんですか?」と私は聞いた。
「考えてごらん、彼のレベルがここまで来てしまったら、
私だって大作を用意してオファーしなくちゃならない。
ちょこちょこっとというわけには行かないさ。
彼を金稼ぎに使ったりしたら、尊敬をかちとることはできない。
彼だって食事に誘ってくれなくなるに違いないさ、そうだろ?」

***********

この文章は、数年前のものではないでしょうか?
朱延平が、また金城武で映画を撮らないのかと聞かれて、
「あの子を金儲けに使うつもりはない」と答えた、というのを、
以前、中華圏娯楽ニュースを訳出して伝えていてくれたサイトで
読んだ記憶があります。
妙にそれが印象に残っていたので、
今回紹介された文章が目にとまったのでした。


投票所

BBS  21:55


前の記事あさかぜ |MAIL

My追加