武ニュースDiary


* このサイトはリンクフリーです。ご連絡はいりません。(下さっても結構です。^_^)
* 引用は、引用であるとわかる書き方なら、必ずしも引用元(ココ)を表示しなくても構いません。
* 携帯からのアドレスは、http://www.enpitu.ne.jp/m/v?id=23473 です。
* 下の検索窓(目次ページにもあり)からキーワードでDiaryの全記事が検索できます。
* バナーは世己さんから頂きました。
* Se inter ni estus samideanoj, kontaktu al mi. Mi elkore atendas vin, antauxdankon!


目次前の記事新しい日記


2003年04月13日(日) アイドル時代……映画撮影準備に香港へ● 期待される2本の映画(「向左走、向右走」)(星報)

アイドル時代……映画撮影準備に香港へ

デビューの年、1992年の、多分11月28日付けの台湾の新聞記事です。

金城武、クリスマスは不在
――映画出演準備のため明日香港へ
  だが、ファンのために日本でブロマイド撮影
 

人気上昇中の新人アイドル歌手、金城武は新アルバムのプロモーションを終え、
明日29日、映画撮影のため香港に発つ。
1、2ヶ月ほど滞在予定のため、
今年のクリスマスは台湾のファンとは過ごせない。
今年、歌謡界にデビューしたアイドル歌手金城武は、
秀でた容姿のおかげで、たちまちファンを獲得、
人気が出るのがあまりに早すぎて、
「外国人労働者」で検挙事件まで起きた。
金曲奨の受賞式典に出演したとき、
ファンが舞台前まで殺到したことからもうかがえるように、
その人気振りは、ジミー・リンにもひけをとらない。

このわずか数ヶ月で、無名の青年からアイドルスターとなり、
気持ちの方は、その変化についていけているのだろうか。
彼は、「まあまあですね。大勢のファンに取り囲まれ、
サインを求められたりしたときは怖くなることもあるけれど、
人に好かれるのが一番と考えるようになってからは、
こういう状況にも慣れるように努力しています」と言う。
有名になって、一番慣れないのは、いつでもどこでも写真を撮られることだ。
しかし、このような過渡期を、ゆっくりでも、
きっと乗り切っていけると彼は考えている。

歌謡界に入って、彼はもう1人のアイドル歌手、
ニッキー・ウーと親しくなった。
「出演するときは、いつもニッキーと一緒なんです。
ニッキーはもう何年か経験があるけど、
ぼくはどうやったらいいか全然わからないし、
すごく緊張してしまうこともあります。
でも彼が、出番の前に、カメラにどう向かえばよいのか、
どう応対すればよいのか、どう舞台を歩けばよいのか、教えてくれる。
それで、いつのまにか、ぼくたちはいい友達になったんです」
彼とニッキー・ウーは所属事務所が違うが、
彼はいつか、ニッキーと一緒のコンサートを開けたらと思っている。
もちろん、自分自身が国際的な大スターになって、
世界各地で活動できたらとも思っているわけだが。

明日、彼は香港に発ち、しばらく帰国できない。
クリスマスも向こうで過ごすことになる。
国内のファンをがっかりさせないため、
彼は、クリスマス前にあいまをぬって、日本でクリスマス用の写真を撮影し、
不在であっても心は共にクリスマスを祝いたいとのことだ。


期待される2本の映画(「向左走、向右走」) (星報)

人々を映画館に再び向かわせる方法はないものだろうか?
優れた脚本、良いキャストは必要な2大条件だ。
今、映画界は、「映画館に行きましょう、中国映画を観ましょう」と
呼びかけ続けると同時に、国産映画が本当に観客を引きつけ、
映画館へ足を運ばせる力を持っているのか、見直し中。
今年、上映される2本の国産映画「20、30、40」、「向左走、向右走」は、
この2つの条件を満たして、興業的成功を予測させる。
シルビア・チャン、ジョニー・トー、ワイ・カーファイの各監督もまた、
観客を映画館に取り戻すために努力を傾けている。

(「20、30、40」については省略)

もう1本はラブストーリー的要素の強い「向左走、向右走」。
アメリカの映画会社が投資することで、資金面の心配がないため、
金城武、ジジ・リョンの2人をキャスティング、
都会に暮らす男女の孤独な心情と愛への渇望を描き出す。
トーはジミーのストーリーを原作に選んだ。
2人は同じビルに住んでいて、
1人はいつでも左に行き、1人は必ず右へと向かう。
2本の平行線は地球上のある1点で交わる。
トー監督によれば、台北を舞台に選んだ理由はただ1つ、
台湾の観客に慣れ親しんだ場所を見せるためだ。

「香港の観客で中国語映画を見る人は多いし、
映画マーケットはともかくもまだ存在している。
だが、台湾では国産映画は見られていない。
台北を舞台とした目的の1つは、台湾の観客を映画館に連れ戻すことだ」とトーは言う。
この映画はすでにポストプロダクションを修了し、夏休みシーズンに公開の予定。
この映画を観た人は、映し出された街の感じが東京のようだと言う。
というのは、台北の変化が激しすぎるからで、
多くの人の持っているイメージは10年前のままなのだ。
「10年前の西門町と今の西門町、台北駅、MRTの駅、すべてが違っている。
実を言うと、もし実際に台北で撮影を行わなかったら、
私だって台北があんなに変わったことを知らないままだったろう」。

(星報 2003.4.9)



BBS


前の記事あさかぜ |MAIL

My追加