あかねこ日記...あかねこ

 

 

「かいせき」 - 2004年12月19日(日)


さっき、ふとした疑問が生じた。


あたしがメールで
「寿司会席が~~云々」
といったようなことを書いたところ
友から
「”寿司懐石”じゃないの?!」
と指摘されたのである。


会席と懐石。


ん~、確かにどっちも存在するし、どっちもよく見るんだけど
そう言われてみると、はっきりした使い方の違いを知らないな~~。
会席と懐石はどう違うんだ?!?!


なんだかすごく気になったので、
珍しく、年に一度開くか開かないかの国語辞書を引っ張りだして
さっき調べてみた。

すると、




「会席」・・・①連歌・俳諧などのために何人かが集まる席。
       ②酒宴に集まった人ごとに
        あらかじめそろえた品数を膳に載せて出す
        日本料理。

「懐石」・・・茶の湯で、茶を出す前に食べる
       簡素な料理。
「懐石料理」・・・作った順に一つずつ客に出す
         高級な懐石風の日本料理。




なんだそーな。
へぇ~~。
料理の出されるシチュエーションも違えば、出され方も全く違うのね。
要するに、「会席」と「懐石」は「似て非なる」ということですか。。。
この辞書の意味見る限り、おんなじ使い方はできない感じだもんね。
ちなみにこの意味でいくと、あたしが言いたかったのは「懐石」にあたるのかな~。


でも、料亭とか行くと(ってそんなに行かないけどさ~ぁ)
メニューに「○○会席」とかってよくあるよね?!
でもかといって、ひとつのお膳に全部載ってくるとは限らないと思うんだけど・・・・
要はみんな曖昧に使ってるということですかね。


ってゆーか、
「懐石」だと”簡素な料理”で「懐石料理」だと”高級な日本料理”
になるってのが何だか意味不明よね。。。
本来の意味じゃ使われなくなったってことなのかしら。
日本語の奥深し。。。


あ~、でもなんか頭よくなった気分。
とりあえず、「辞書を開く」という行為あたりがね・・・(笑)




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