(仮)耽奇館主人の日記
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2006年01月15日(日) 熱に浮かされながら、コックリさんのこと。

本日、三十九度の高熱のため、新年会パート2は延期。
すまん、皆の衆。
それに加えて、この狂ったような土砂降りはどうだ。
最悪だよな、ほんと。
灯油が切れたってのに、車にも乗る元気がねーから、買いに行けやしねえ。
だんだん寒くなってきた。
神の河をサイダーで割って飲む。
晩飯代わりに、ゆで玉子を三個。
日曜は久しぶりのオフだから、ゆっくり眠りたい。
昨夜も本当はちゃんと寝てるはずだったのだが、セレクトをあやまった。
というわけで、これから韓国ホラーの「コックリさん」。
友人はオレ好みだと勧めてくれるが、韓国でさえ、日本をうまく表現しきれてないんだよな。
心配だ。
オレの知ってるコックリさんとは。
誰もが知ってるように、紙に書いた五十音の文字の上を、二人ないしは三人で、十円玉を同時に指で滑らせるというものだ。
これはほんとに何回やっただろう。
新潟じゃ、ほとんど毎日やった。
こっちでは、一回、オレがキツネに憑かれたふりをして、奇声をあげて身体をカクカクさせたことがあるけど、その時のみんなの仰天ぶりときたら、全くこたえられなかったぜ。
当時の会話がよみがえってくる。
「ほんとに、おまえ、演技だったのかよ?」とクラスメートのひとり。
「あたぼうよ、何をそんなにビクビクしてやがる。ジョークだよ、ジョーク」と私。
「バッカ・・・シャレにもほどがあらあ。相手はコックリさんだぜ?ほんとに取り憑かれたらどうすんだよ?」

・・・・・・

こんにちに至るまで。
オレはこれっぽちも取り憑かれたという実感はない。
オレが知らないだけで、そう見える時はあったかもしれないだろうが。
とにかく、そういうものを信じたがる気持ちは分かる。
これまた、興奮するからだ。
ヤバイ、これも興奮して夜中に騒ぐかも。
いやいや、そんなことのないように、風邪薬に加えて、焼酎のサイダー割りをガブ飲みしているではないか。
では、コックリさんと会ってきます。
おやすみ。
今日はここまで。




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