| 2004年12月08日(水) |
このところ、アニメ、マンガの話ばかりで…。 |
明日は王座戦第四局があるというのに…。
今週の週刊碁で一番面白かったのが、もちろん、王座戦第三局の記事。 続いて、NEC杯。
何でも小林光一九段が勝って、次の対戦は“婿どの”だそうで。 それを聞いた小林九段、苦笑い。 先週の週刊碁に、確か師弟、親子、兄弟姉妹という後味の悪い対局は出来るだけ当たらないように組合せをする…とありましたが、双方がTOP棋士同士だと、当たるのを避け続ける訳にも行かず…。という典型ですね。
それと、「頑張れ!新米パパ」の記事。 山下九段にお子さんが生まれたことや、孔令文四段が、やはりこの夏生まれたばかりのお子さんのことをのろけておられるとのコメントが微笑ましいです。
孔令文四段のお子さんは小林覚九段のお孫さんでもあり、「是非棋士に」とのこと。依田碁聖のお子さんも、囲碁にとっても興味をもっておられるとか。 山下二世、孔二世、依田二世があと10年もしたら、院生でブイブイいわしてるか、アキラみたいに、アマの大会にも出してもらえないほどの棋力が噂される『深窓の令息(爆)』だったりするのかしら?と思うと、思わず顔がにやけます。(←誰か警察に突き出してやってください。)
もう、次世代、次々世代の“未来の棋士”のことを考えるとワクワクしてしまいます。(ねぇ〜〜〜天野さん♪笑)
話し変わって…
…タガが外れたか、寝た子が本格的に目が覚めたのか、このところ意識がアニメやマンガや創作に一気に傾いております。
アニメにも色々ありますが(苦笑)、『巌窟王』の映像に酔いしれ、『ジパング』の面白さにワクワクしております。 いやあ〜硬派の男達の物語って、いつだって憧れてしまいますわ。
『ジパング』 日本男児はこうあるべき…みたいな理想的な世界です。(これが私の不治の病。笑) 別に軍隊復活させろとか、自衛隊に入れとか、兵役(?軍がないのにね。笑)しろとかまったく思いませんけど(むしろその逆)、覚悟や潔さやらまあ、極限状態で試される人間の弱さと美しさとかっていいなぁ…。(うっとりv) 今日、昼休みに思わず原作を手に取り一巻を購入。読んで思ったことは、『アニメの方が面白い!』でした。原作はアニメが終わってから読むことにします。 多分、原作派、アニメ派に分かれて話し出すと、色々突っ込んだ問題が出そうな気もするし…。
アニメで社会的な問題提起をするってのも製作者サイドの志向だから、十分ありだと思いますが、出来れば小難しい事を考えずに、ただ純粋に楽しみたいです。(だから問題提起しっぱなしで何の結論も書かないやり方は、『ちょっくらごめんこうむりたい』気分なんです。今は。)
気が向くと『ドロドロにはまってぐだぐだに考えて…』っていうのも好きなんですけどね。
うってかわって『巌窟王』。 もう、実験的映像の美しさに心底やられてます。 なんてモチベーションの高い世界でしょう。下手すりゃ気が狂いそうです。 原作の骨がしっかりしてるのももちろんですけど、よくもまあここまでSFファンタジックに仕上げてしまったものです。 内容は当然結構ドロドロなんですけど、それでも『明るくないけど、陰湿でない』モザイクやステンドグラスで描かれたかのようなどこか透明な世界観がたまりません。
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