雑誌MOEの話題で少し、考えてみました。 日参しているサイト様で、知ったのですが、MOEのなかで、萩尾望都先生が、美少年としてあげたキャラクターに、手塚治虫先生のロックと塔矢アキラの名前を挙げておられたそうです。
漫画やアニメで絵にされたキャラって、基本的に綺麗だと思っているので、特別美形キャラっていうのは、ほかと比べてそう見えるような絵にする…って事だろうと思ってるんです。
(宝塚なんかは、男役を男性っぽく見せるために、女性役が、より女性っぽく演じる事で、男役を引き立てるそうです。)
美形とか美少年って、見ていて楽しいですよね。 でも、それぞれの人に“好み”はあるわけで、「美形、美少年」と定義づける条件もかなり幅がありそうだな…と。
絵的に美形である事とキャラクター(性格)的にも美形である事。その両方兼ね備えたキャラが好きです。アニメキャラでは特にそう。プラス声が素敵なら文句なし。
なんせ、一番最初に好きになった美形キャラは『ガンバの冒険』に出てきたクリークという青い目のリスでした。 スグリという狐におびえながら暮らすリス一族の若き指導者で、仲間を守り、妹を助けるために、独り宿敵スグリの喉笛に噛み付いて、一緒に滝壺に落ちていったクリークの姿に号泣したのでした。 彼の最後の台詞は 「リスには爪も牙もない。だけど、俺は欲しいんだ。鋭い爪が。強い牙が…。」 (うろ覚えですが、こんな台詞でした。声は森功至さん。) 今でも、私が一番好きな美形キャラはそのクリークさまです♪ (ノロイも凄い美形キャラです。あんなに怖くて綺麗で、カッコイイ悪役、他に思いあたりません。笑)
目鼻立ちが整っていて、あと細くて、中性的で、繊細な少年が『美少年』の条件…というイメージが、萩尾、竹宮作品以降定着した一般的な見方なんだと思うのですが、それ以前にも美少年キャラは沢山いたわけで。
海底少年マリンのブロンドに、薄い瞳の色も綺麗だし、トリトンの緑の髪も神秘的。萩尾さんのいわれるロックや、竹宮さん言うところの島村ジョー(009)も美少年。ショタコンの語源になった正太郎くんも、ムーミンのスナフキンも。
もちろんアキラも美少年。 でも、アキラの魅力はその容姿より、“天才少年”である事の方が私の中ではウエイトが大きいのでした。(ヒカル、佐為もそうだけど♪) でも、ヒカ碁キャラの中に、美形以外を探す事の方が難しいかと…。(笑)
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