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FayeBlue 目次☆過去☆未来
うちのオフィス、とっても国際色豊か。 その国その国毎にやっぱり特徴というか そういうのがあって、会社の人は “日本人は想像もつかないくらい質問をしてくるけど 信用できる相手、または価値のあるものには お金を惜しみなく払う人種だ。逆に言えばそれだけのお金を払うから 質問も沢山して確認をしてるんだろうね。”と言う。 ヒスパニック系、もしくは中東系はとにかく内容よりも安さ重視。 アメリカ人はその人の知識の量に額を払うらしい。 だから彼らに保険を売るのは結構大変。 特にイラニアンなんかは、色々小言を言っては安さを求める。 日本人のように価値あるもの、もしくは必需品に対してはお金を払う。 って考えがないようにさえも感じる時もある。 保険は万が一何かあった時に自分を守るために その万が一を推定して支払ってるもの。 事故をしなければ半年$500ドルとかそれ以上の お金をただで捨てた気持ちになるのも分かる。 でも保険というのはその起こるか起こらないか分からない 万が一のための自分に掛けてる補償みたいなもので、 起こった場合はたいていの保険会社は その損害を自分が支払ってる以上に払ってくれる。 そこを理解してる人が少ない。 私もその一人だった。 例えば自動車保険のライアビリティー(対人・対物)なんて 相手に掛けてるような響き。 そう考えてる人って少なくないはず。 でも裏を返せば、というか保険の根本的な観点から見れば 結局は自分に掛けてる補償なのだ。 アメリカは裁判国って有名。 保険なしで自分の過失で事故なんて起こせば 自己破産もゆうに有り得る。 保険会社にも色々あって優良ドライバーに格安な保険会社 もしくはそうではないドライバーにディスカウントを 多く設けてる保険会社。 保険会社がどういったカスタマーを対象にしてるかで別れてくる。 誰だって安い保険が欲しい。 そのために私らみたいな代理店がいて 必死でそういう会社を探して提携して、 お客様に保険を売ってるわけで。 カリフォルニアに関して言えば 何でこんなに自動車保険が高いかは 需要と供給が基本的なものとしていえるのでは。 カリフォルニアは車社会。 ニューヨークマンハッタンみたく、 徒歩、もしくはタクシーでどこかへ行くなんて 一つ一つのシティーが離れてて考えられない。 だから車は必需品。 その際財政力の証明として保険を買う。 車の量も多ければ、事故も多くなる。 保険のレートの高くなる。 もちろん生活水準も高いせいもあるけど。 安い保険が一概にいいと言えない理由がそこにある。 おいしい話にはわけがあるってのは昔から言われてるわけで。 保険にも相場とかそういうのがあって 今はこれくらいっていうのがアベレージの時 どこかの会社が安いレートでだしてて、 皆がその保険を買って、そこの保険会社は 一見もうけてるかのようにみえるかもしれないけど、 実際書類作業は遅れ、その間に事故も起き、 書類ができてなければ、保険会社が損害を払うわけなく。 とまぁ、悪循環になってしまう場合があり、 そういう悪循環にはまった会社とかはカリフォルニアから去っていく。 せっかくお金払ってるなら 多少高くても事故起こした時にちゃんと 支払ってくれる会社の方がいいと最近思う。 少し安くても何もしてくれないなら それこそただでお金を捨ててるようなものだ。 またカスタマーサービスの対応がいい所とか。 電話かけてもつながらないなんてそりゃぁ、イライラする。 何かにお金を払うってそういう事なんだなぁって 最近気がついた、私。 もちろんサービスもよく、安い保険を提供してる会社を お客様に伝えるのが私の仕事なんだけどね。 まぁ今日伝えたかったのは安ければいいってもんじゃない って事だったんだよね。 特にヒスパニック系、中東系の人に伝えたい。 って日本人しか見ないよね・・・・、この日記。
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