FayeBlue
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2001年07月22日(日) 初!! 野外コンサート

今日は夜日曜日だというのに私はESLのバイトがあった。
バイトといっても週末は、ボランティア・・・。
今回はどうやらうちのこの小さな町で
野外コンサートがある・・・らしく
それに生徒達も連れて行こうって事になった。
アクティビティの一つとして。

噂ではバック トゥ ザ フィチャーの最初の映画で
マイケルJフォックスが学校のステージで演奏してる時に
その後ろで弾いてるバンドの一人が来るらしい。

最初は乗り気ではなかったけど、
何となくウキウキしてきた。
コンサートはダウンタウンの橋の下の
ちょっとした野原というか、空き地というか
キャンプ場というか、そんなような所であった。

6時半からスタートして、最初は前座というのか、
学校にいる生徒と今回のこのコンサートをまとめた人達の
グループの演奏だった。
どう見ても黒人さんではなく、白人さんのグループで
私と友達は・・・・となっていた。
そしたら彼らが映画でマイケルJフォックスが歌った曲を
演奏し始めたので、私らはてっきり
「なぁーんだ、この事だったのね・・・」と少々がっかりしてた。

いえいえ、この人達はたんなる前座の人たち。
そうです、ちゃんとこの人達の演奏の後、
あの黒人ブルース・ジャズのグループの一人が来たのです。

名前はJohnnie Johnson。
どうやら彼はこのウエスト バージニア出身だったみたい。
たぶん彼は映画でもピアノを弾いていたはず。
もう77歳になる彼は、St.Louisからはるばる
ホームタウンであるこの町にやってきた。
前々から自分のホームタウンで演奏したかったみたいだけど
彼のエージェントとか色々な事情で今回までできなかったらしい。

初めて生できくジャズ・ブルースはとっても良かった。
彼はとても77歳とは見えないピアノ演奏、
それにいい歌声を持っていました。
途中、ちょっとテンポアップしたジャズになった時
皆立ちだして、踊り始めた。

私の後輩も踊り始め、たまたま後ろにいた男の子が
最初はパパやママと踊っていたのだれど、
彼は途中から一人でぽつんとしてた。
それを見ていた私は後輩に
「彼と踊ってあげなよ!!」と勧め
彼女は彼にダンスを申し込んだ。もちろんOK。
とっても二人はかわいかった。
私もMさんの二女の女の子と踊ったりしてた。
とってもいい時間が過ごせた。

帰る時多分後輩は気がついていなかったみたいだけど、
さっき一緒に踊った男の子は
最後にバイバイを言いたかったらしく彼女を探してたみたい。
周りも暗くなってたし、日本人なんて皆一緒に見えるらしく
ちょうど私が側を通った時、その子のお姉さんが
「どの子だったかなぁ・・・。どの子か見分けがつかない。
さよなら言えないね・・・・・。」
なんて言ってた。私らを見ながら・・・。

なんて紳士の国なんでしょう。
最後にお別れがいいたかったなんて。
かわいいではありませんか。
きっと彼にとっても後輩にとってもいい思い出になったはず。
いつか彼が大きくなって、インターナショナルの生徒を
見た時に今日の事を思い出して欲しいものです。




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