FayeBlue
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2001年07月06日(金) チャッピー大手術の巻

私には今飼い始めて2年近くになる犬がいる。
ミニチュアダックスフンドのオス。
それがチャッピーだ。
彼を買うキッカケは2年前の夏友達と二人暮らしをしていた私。
突然私と私のルームメイトは犬が欲しくなったのだ。
私達は古いけど、結構大きめな一軒家に住んでいた。
そこの家にはまたまた古いけど、ちょうどいい大きさのポーチと
坂というか丘というか、そんな感じの広い庭が目の前にあった。
ある夏の日に私達は犬が欲しいって事になり、
友達に頼んで、近くのペットショップに連れて行ってもらった。
そこには何種類かの犬がいて、友達と話して
できれば小さい犬がいいとなった。
オスかメスかはかなり迷っていた。

ペットショップについて小さい犬を探していたら、
そこにはなんとミニチュアダックスフンドのオスとメスが
いるではないですか。
ともかく、一度抱かせてもらおう!!ってことになり、
定員さんにたのんでケージから出してもらった。
最初に私が抱いた。そしてルームメイト。
きっとこの時私達は全く同じ事を感じたに違いない。
私はこの2ヶ月チョイになるチャッピーを抱いた時に
何かを感じた。
使いたくないけど、「ビビビ!」ってきたのだ。
メスを抱く前に私とルームメイトは目を合わせ、
お互いに「この犬だよね?!」ってなった。
そこからは早かった。
さっさと、ペーパーワークを終わらせ、お金を払い、
とりあえず必要なゴハンとシャンプーと首輪とリーシと
一通り揃えて、家に帰った。

その日は沢山写真を撮った。
ちょっと動く度に二人で騒いでたっけ。
私たちのモモのの上に乗って眠ったり、
とっても小さかった。
買ってきた当初は私達のモモの付け根から膝までの
長さしかなかった。
名前はその時連れて行ってくれた友達の一人の
昔飼っていた犬の名前がチャッピーだった。
帰りの車の中で名前を悩んでいた私達はその友達にその名前を
聞いたとき、また「びびび!」ってきたのだ。
「チャッピーっぽいよねぇ。」
それで決まったんだっけ。

それからは大変だったよ。
ともかく最初はおしっこを家の中でしまくってた。
いくらおこってもしばらくはトイレを外でするのが怖かったらしく
私らに教える事さえもできなかった。
一年目になろうとした頃からかなぁ、やっと私らが家にいれば
トイレに行きたいから外に出してぇ〜と泣くようになった。
しかも私達の借りていた一軒家、
実は犬とか動物を飼ってはダメだった。
私達が二人で住んでる時はお互いどちらかが家にいたから
大家さんに見つかることはなかった。
でも去年の夏しばらく今の家に移るまでの間
私は一人でその家に住んでいた。
仕事で一日学校にいる私はいつ大家さんが家に人を連れてくるか
ドキドキしていた。
でも大家さんには家に来るまえに必ず電話をして下さいと
頼んでいたのでしばらくは大丈夫だった。
でもその事件は起きたのだ。
去年のD.C.トリップに行ってる間にそれは起きた。
友達に一応見てもらうよう頼んだのだけれど、一歩遅かった。
しかも予告なしに大家さんは来たみたい。
しかもチャッピーのウ@チが入ってすぐのところにあったらしく
大家さんはかなりショックを受けてたらしく、
そのショックが怒りへと変わり、留守電にはすごい勢いで
メッセージが残ってたっけ。
まぁ、友達の犬を預かっていた・・・てことでごまかし、
しばらくチャッピーはMさんの家にホームステイした。

そんなチャッピー今では長くなって、もう私のモモの上では
大きすぎて眠らなくなった。
散歩が大好きで、とってもハイパーな犬だ。
ルームメイトと今は別々に住んでるのだけれど、
チャッピーをどうするか・・・ってなった時、
彼女は「どっちでもいいよ。」と引いてくれた。
私が飼いたいってのがきっと嫌なくらい伝わったのだろう、
彼女もチャッピーをすっごく可愛がっていたのに、
「どっちでもいいよ。」とだけ言ってた。
ありがとう。

しばらく忙しくて定期検診とか連れて行ってなかった。
でもN.Y.トリップ前に時間があったので、L.A.に行く前に
しっかり見てもらおうと思い、病院に連れて行った。
そしたら、なんとチャッピーの歯が一本乳歯があって
それがその隣にある永久歯を圧迫して、そこで化膿を起こしている
と医者に言われた。
口が臭かったのもそれが原因らしい。
口が臭くて、私は歯ブラシと歯磨き粉(犬用)を買って
磨いていたけど、全然意味がなかったらしい。
その化膿を起こさなくするためには歯を手術して
抜かなくてはならないと言われた。
それは仕方ないと思ったので、すぐに「OK」と伝えた。

でもそれだけではなく、麻酔をかけるから、ついでに
去勢手術(タマタマを取る手術)をしないか?とまで言われた。
すぐには答えが出せなかったので、とりあえず7月5日に
手術日を予約し、それまでの間に去勢をするか
しないかを伝えることになっていた。
私はあまり犬のことに詳しくなかったので、友達にメールなり
直接話したりしてどっちがいいか聞いた。
去勢手術をするとおとなしくなるとか
音に敏感になるとか、おもちゃで遊ばなくなるとか
マイナス面も聞いたし、
将来病気をしなくなるとか、若いうちにしておいた方が
犬にとってもいいとか、犬の性欲は人間より強く
将来子供とかを作る機会がないなら取った方が犬が辛くないとか
プラスの面も聞いた。
皆沢山のアドバイスありがとう。

そしてその結果、やっぱり去勢手術をする事にした。
2度も麻酔で痛い思いはさせたくなかったし、
将来のこと考えるとした方がいいと思ったからだ。
N.Y.トリップから帰ってきた次の日の朝8時に病院に連れて行き、
午後の2時に迎えに病院へまた行った。

麻酔でボーっとしてるのか、痛いのか
おとなしく看護婦さんに抱かれてたチャッピーは
私を見るなり、しっぽを振り出した。
とっても胸がイタクなった。
「ごめんねぇ。びっくりしたよねぇ。いたいよねぇ。」
と何度も心で言ってたっけ。
その日はずっと眠っていた。
夜にゴハンを少し食べ、そしてチャッピーはまた眠った。
犬とか動物というのはこういう時何をしたらいいのかってのを
自然と知っている。凄いことだ。
次の日からは元気がでたのか
ちょっと縫い目を気にしながらだけど、おもちゃで遊んだり、
散歩も行ったり、外に向って吠えたり、
今まで通りの生活に戻った。

そして1週間たった今ではホント手術したのが
ウソのように、元気にしている。
チャッピーに関しては、おとなしくなるとか、そういうのは
全くもってなかったらしい。
いつものようにハイパーです。

これかも仲良くして行こうね。
L.Aでも頑張ろうねぇ!!!
20日は抜糸の日。
すんなりいく事を祈るばかりです。
くれぐれも暴れないでね。


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