喰いえるコトなど

グルメ?何それ?ウマイはウレシ、マズイはタノシ。
いわゆるひとつの食い意地日記

2006年02月11日(土) ちらし寿司とか企画


はやいもんで。もう2月11日だわ。



今年はたっぷり外の世界を堪能していただこうと、
七草すぎてお雛様達を表に出したのでした。
そんでも3月3日までもう1か月もないんだな。

お内裏様(姫&殿)、三人官女、五人囃子、
右大臣・左大臣、仕丁(三人な、知ってた?)の15人。

七段かざりセットですが、ひな壇は今はナシ。
実家においてあったお人形達だが、ワタシャ神戸育ちで震災後、
家を潰す時にお人形様達だけ手元にやってきたのだった。

手元にきてからも箱に閉じ込めっぱなし、
毎年出してる訳じゃなくて可哀想な事をした。

この数年「せっかく手元にあるんだし」と
虫干しのつもりで表に出すようにしてる。

去年だっけか、一昨年だっけか、
節分の頃に出して、気が付いたら夏手前まで出しっ放し。
何故だか3月3日をとうに過ぎてもしまう気にならなかった。

きっと長らく箱に入れられっぱなしだったから、
お雛様達が箱の中に帰りたくなかったんじゃないかな(笑)。


手元にやってきた時には震災の余韻というか、
土ぼこりまみれだし、お召しものは随所に虫食いがあるわで、
とりあえず箱から出して、
しばらくその辺に座らせておいたものの、
手に余る感じがしたんだろう。
神社か寺で供養してもらおうかと思った。


それでもなぜだか手元から離さず、
一時は人形屋さんを見かけては、
雛人形を修理してもらえるかどうか尋ね回わったりもして。
お雛人形の栞も一緒に箱に入ってて
「修繕等もさせて戴きます故〜」と書いてるものの
(若干旧仮名遣いとかまじってますわ、笑)
作成の社名が入ってなくて、結局、
作家物とか元の作り手や販売会社がわかっているならともかく、
その出生(?)がわからないものはヘタに修理に出すより、
そのままにしておくしかないようなのだった。

買ったはず(笑、昔の事なんで事実かどうか)の玩具屋さんにも
行ったんだけど玩具屋さんだって、
そんな大昔に売った物について聞かれてもねぇ・・・。
イヤミじゃなくて、マジ普通にそう思う(笑)。


みんな髪とかボサボサになちゃってるのも
上手に直してもあげられないし、
1人(笑)なんてティッシュを水でぬらして
顔を脱ぐってあげようとしたら紅が落ちて
慌てて乾いたティッシュで拭き直し、
ごまかしたりして折角のお化粧を剥がしてしまうとこだったり。


そんな感じでキチンとケアしてあげられないのが
申し訳なかったりもしたけどなんか置いてて良かった。

手の彫りとか雑に思ってたけどそれが朴訥な暖かみに思うし、
決して整然とした作りじゃないんだけど
眼は窪みに眼球を入れてもらってるタイプで
「こんな小ちゃい顔にも小ちゃい用の眼球が入ってんだな」
とか思うと最近、冨に愛着を感じる。

10年程も前に手元にやってきて、
その時は今のアパートに移る前の部屋に住んでて
すぐ近所にお寺があった。

考えたら、今の部屋に引越す時とかに供養だって出来たのに、
なぜだかそうしなかった。
今の部屋の近所にも供養に打ってつけのお寺も神社も近所にある。
(ふむ、日本って本当に神社やお寺がそこかしこにあって、
 神様だとか仏様とお付合いして生活してんだね)

最近はずっと一緒にいるお人形さん達なんだと思う。

元来、お雛様ってそういうものらしいし(笑)。

守ってくださっているそうだ。

仲良くしようぜ、BABY。


小学生時代、雛祭りに学校が持たしてくれる
菱形のプチお雛祭りケーキがすごぉーーーーく楽しみだったのだ。

今年はちらし寿司とか作っちゃおうかな。


バレンタインだって控えてんのに、もうその先のイベントかよ(笑)。






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