2004年06月13日(日) |
番外編 Grand 謝謝 |
休日の洗濯日和。 溜まりに溜まった洗濯モノを一挙に片付けるべき休日。
シーツと毛布を片手に洗濯場へ下りると、 そこに見慣れぬ叔母様がいた。
大家さんの親戚かと思ったが、見慣れぬ方だし、 日本ではないアジアっぽい風貌。 このアパートの別棟に済む、チャイニーズさんのファミリーの様だ。
あちらは、あちらで、 干していた洗濯物が乾いてるかどうか確かめている。 私の姿を見かけても、その作業は続く・・・。 ん?続くのは良いのだが、何か違うゾ。
「ねぇ、その洗濯モノ、オバサンのファミリーのじゃないよ、きっと」 と心の中で呟く私。
このアパートには日本人以外に、チャイニーズもブラックも住んでいる。 そのブラック達は、私が見かける限り、 明らかにブラックであるとわかりやすい服装をしている。 ま、その、ブラザー系ファッションをしてます。
先のチャイニーズっぽいオバサン、 ブラザー系洗濯モンの乾き度チェックをしてたもんだからさ。
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http://www.arieldiner.com/nagafusa/acoustica.htm ↑サブリミナルリンク・・・怪しいページじゃないよ。 私の食べ物イラストが見られるのです。 そうしてリンクしてないし。アドレス紹介ですな。 コピー&ペーストで翔んでみて見て。
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チャイニーズのオバサンに「こんにちは」とひとこと言った後、 私は自分のすべき事に思考ベクトルを修正。
チャイニーズが、ブラックの洗濯モン乾き度を 確かめたところで何の害もない。 別にい〜よねぇ〜。
洗濯干場を眺めると概ね場所は埋まっている。 洗濯が終わっても干す場所なくない・・・? ま、いっか。 いざとなったらコインランドリーで乾かしゃ済む話だ。 シーツと毛布を洗濯機に掘り込んで自分の部屋に戻る。
小一時間程経ち、洗濯済みの毛布とシーツを取りだし、 洗濯場を眺めてみたら。
おやおや、干してある洗濯物メンツは変わってないのに、 シーツと毛布が干せるスペースが、 ぽっかり空いているでは、あぁ〜りませんか。
「よっしゃ」と思いつつ、空きスペースに 毛布とシーツを干していると 先ほどのオバサンがやってきた。
やはり住人関係者のようで、別棟アパートから出てきた。
ひょっとしてオバサン、私の洗濯モンをみて、 スペースを作ってくれたかも・・・と思い、 試しに「Thank You 」と声をかける。
オバサンは毛布を干す私の横で、ニコニコとして、 全く私には判らない言葉を返してくれた。
ふむふむ、やはりチャイニーズである。
今度は試しにではなく 「おばさん、干しスペース作ってくれたんだね」との思いを込めて、 「謝謝」と挨拶しました。 オバサンは、やはりニコニコ笑顔を返してくれましたよん。
笑顔は万国共通。
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