2002年09月13日(金) |
にっしんヤキソバ、食・べ・よ・っ!=そのに= |
昨日付け日記の続き
化学調味料に対しては、かなり否定的なスタンスであった私。 それが化学調味料も使い方によっては在り、 って事に方針が変わった今日この頃。
その方針が変わったきっかけ、ふたつめ。
味付けゆで卵を食べたんです。 マヨネーズソースと紅生姜添え。
この味付けゆで卵が美味しくて。 上手い具合に味付けした出汁が白身に染みて。 かなり繊細なバランスで味付けしてました。 マヨネーズソースと一緒に食べる事を 計算に入れた味付けでしょう、たぶん。
それらを一緒に食べたり、別々に食べたり、 先に卵を口に入れて、おっかけ別のを口に入れて、 中で混じり合う味わいを楽しんだり・・・。
どんな順番で食べるか、自分で自分に指令を出しつつ食しました。
食事をする時って、この采配がなかなか大切。 食べる順番によって、 味わいが2倍にも3倍にも膨らんだり、半減したりする。
ちょいと話が脱線しました、卵、卵。
この卵に味をつけた出汁、どうも某化学調味料っぽい。 あの味は鰹やらドンコやらコブやら、 そういった類いの出汁ではない。
それまで「化学調味料を使えば、素材の味が生きてこない」 というのが、私の認識でした。
ところがこの卵、味わっているその瞬間、瞬間、実に旨い。 卵の美味しさがよぉ〜く分かる。
おかげで、化学調味料もバランスよく使えば、 素材の味を引き出す事ができるもんなんだな、 と思ったと同時に、 昨日付けの日記に書いた、工場の風景が思い出されて。
「今までごめん、化学調味料・・・」、 そんな気になった訳です。
ただ化学調味料全般に言える、あの残り味はやっぱりちょっと苦手。 舌のザラザラに噛み合わさるように、 マジックテープのように、 味が残る。
この辺は本当に好みでしょうね。
タイトルと一見、関係のない話でした。 まだ、つづきます。
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