2001年06月13日(水) |
えっ?何言うた?今?なぁ?何言うたん? |
御飯をごちそうになっていた時の事。 おかわりしたかったので、申し出た。 一緒にごちそうになっていてたおばさまが、お鍋をとってくれた。 メシは鍋で炊いてたんですな。そして、一言。 「御飯のよそい方、知ってる?」 ………はぁ?ぱぁ〜どんみぃ〜? あまりの訳わからん質問に、脳の思考回路までやられた。 日本語を聞いたとは思えなかった。
なにか特別なコト………あったけ? 御飯よそう関係で、特別な知識を披露せねばあかん……とか? 「炊いた御飯は、炊飯器から木桶みたいなヤツに移した方がぅんまい!」 アレ?木桶みたいなヤツの御飯入れるの、何って言ったっけ? おひつでよかったっけ?あ〜あ、中途半端な知識ですなぁ。 それに今どき、誰もそんあこたぁしてません。
あ!ほな、あれかな? 「御飯少ししか欲しくなくって、 一回目によそっただけで食べるのに必要な量がはいっても、 二回目に御飯をすくわずにしゃもじで、よそったフリをする」 コレも今どき、誰もそんなこたぁしてない。 でも、なんかちゃんと知ってるぽくない?ふふふ。 コレか?コレか?コレを求められていたのか?
それにしても、アレ、なんでやっけ? 御飯の神様に……とか、いうたら正論っぽいな。 本当は私も、あんまりにも誰もそんなコトしてないから、 めんどくさなってせんようになってるし。 第一、それで不都合なコトもなんにもないのよね。
頭の中で御飯をよそう時の「何か特別なコト」を探すのに 必死になりながら、お腹は待ってはいない。 身体の動きは正直である。 顔はだんまりと深刻そうな風情をかもし出しながらも、 鍋の蓋を開け、左手にお茶碗、右手にしゃもじを持つ。 右手のしゃもじを深々と鍋に差し入れた。 と、その時!!
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