2001年06月06日(水) |
続「好き、好き、大好き、お茶するの。どれくらい好き?」 |
わたしゃー、カフェが好きで、 わたしゃー、お茶するのが好きですたい!!
なんて言って喜んでいます。すっかり、何人かわからん状態 ……なこたぁない、日本人です、どう考えても。 「女性らしい、こんなタイトルをつけたくなる日」であった昨日は、 タイトルさえつけたら、効果満点でしたっ! 自分がなんか女性らしい人であるよな気になってきた。
「女性らしい人」であるかもしれない自分に夢中です。 どれどれ、もう一日くらい 「女性らしい、こんなタイトルをつけたくなる日」でも味わっとくか。
ま、とにもかくにも、血の繋がった祖母にすらイヤがられ、 疎まれていたくらい、幼少の頃から筋金入りの「お茶するの好き」という話。 なので、コジャレたカフェがないくらいで、くじけてられへん! 外でお茶すんねん。お茶、お茶、お茶ぁ〜!!
この街に越して来た頃は、あまりの『カフェ充実してなさかげん』に、 ガッカリして、自棄を起こしそうにもなった。 「コジャレてないねんから、どこはいったっても一緒や。 この際、この街にある喫茶店に似つかわしい風情でお茶すんねぇ〜ん!」
(はい!こっからイメージトレーニング大切!頭に描くぅ〜!) ハラ巻きに地下足袋、口のまわりに泥棒ヒゲ。 ピースの両切りたばこを口にして、もちろん両手もハラ巻きのなか。 肩から掛けるは、近所の電気屋の店名入りうっすいペラペラタオル。 そんな変装を施して、肩で風きり、喫茶店のドアをあけ、 「よっ!ねーちゃん、コーシーいれてんか。コーシー。」
コレや!コレ、コレ!この街にある喫茶店に似合う風情はよぉ〜!!
………な、いくら自棄を起こしているとはいえ、 女性らしいタイトルなんかつけたトコロで、 所詮はこの程度の発想なんである。 女性らしい発想に関しては、貧想なんである。 何で自棄を起こしているのであろうか? 自分の実体に自棄を起こしそうだ。
「そんな事ではあかんやろ?な、もうちょっとしっかりしようよ」 頭の片隅で目には見えない妖精さんが、 ささやいてくれるくらいの女性らしさは持っているようだ。 妖精さんのおかげで、気を取り直した。
はたしてこんな状態が、真の女性らしさかどうか? そのうち、寝ている間に出てきて靴の修理をしてくれる 親切な小人さんの集団に聞いてみようではないか。
真の女性らしさを追求する前に、 本当に気を取り直したいモンである。
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